管理委託か自主管理か
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
今回記事では、物件の管理を管理会社に委託するか、自分で管理するのかの判断について書いていきます。
管理業務をどんな業務があるのか
管理委託か、自主管理かを決めるまえに、物件の管理にはどんな業務があるかを知ることが重要です。
自主管理をしている大家さんでも、入居者募集は、管理会社(宅建業者)依頼していると思います。
管理委託と自主管理のメリット、デメリット
物件の管理を管理会社の委託する場合と自主管理する場合のメリット、デメリットは、下表とおりです。
入退去時に原状回復工事の業者など、物件を管理する上で、必要な業者を自主管理の場合は自分で選択できますが、管理委託をしている場合は、業者の選択ができない場合があります。
時間的余裕
自主管理をする場合は、管理のための時間を取られます。物件の不具合や入居者さんからのクレーム等がなくても、毎月の家賃の入金確認は最低限必要になります。また、入退去時の物件の立会なのど手間もかかります。
サラリーマン投資家のように、他の仕事があり、物件の管理に当てる時間がない人は、管理委託することになると思います。
所有戸数
所有物件の戸数が、概ね10戸以上になると、管理委託の方がいいとは思います。所有戸数が増えると、家賃の入金確認するだけでも、かなり時間が取られます。それに加えて、入居者さんからのクレーム対応などがあるため、戸数が増えれると、自主管理は難しくなります。
物件と住まいの距離
住まいから物件までの距離も判断基準の一つです。自宅から1時間程度で物件に行ける場合は、自主管理も可能だと思います。しかし、それ以上かかる場合は物件の近くに管理会社に委託したほうが良いと思います。
まとめ
専業大家さんでない限り、管理会社に管理委託した方が無難だと思います。しかし、所有戸数が、区分所有のマンション1~2戸程度の規模であれば、他に仕事があっても、十分管理が可能だと思います。また、所有戸数が少ない場合は、自主管理で管理業務を自身で経験するの良いと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。