不動産投資の自己資金はいくら必要か

2021年11月7日 17:00

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、不動産投資を始めるにあたり、必要な自己資金について書いて行きます。

なぜ自己資金が必要か

不動産投資に自己資金が必要な理由は、様々なリスクを回避するため、お金のコンロトールのトレーニングするため、などがあります。詳しくは以前の記事を見てください。

不動産投資は、投資である以上リスクがあり、元本を褒賞されていません。当然ですが、手元にある資金を全額不動投資に使うこと非常に危険です。

手元にある資金のうち、近々に必要な資金や、生活していく上で必要な蓄えは残して、それ以外の資金が投資にまわせる資金になります。

物件購入時には、フルローンで購入する場合でも、登記費用、仲介手数料などの購入に必要な諸費用を賄う現金が必要です。購入時の諸費用は、物件によって変わってきますが、少なくとも、物件価格の7〜10%程度かかります。

頭金を入れ、物件価格に対するローンの割合が低くなると、金利などののローンの条件が良くなる可能性があり、ある程度の現金を購入費用に投入した方が、その後の運用でのキャッシュフローが出やすくなります。

購入後も、空室で収入が減少した時、ローンの返済には困らない程度の資金を準備しておきましょう。突然の修繕費などの出費に備えておくことも大切です。

大規模修繕工事に備えて、資金の確保も検討します。大規模修繕工事の費用は、購入前に貯めるというよりは、購入後の収入から準備していく方法です良いと思います。

入居時に敷金を預かっている場合は、退去時の返金には備えておく必要があります。

不動産投資を始める前に必要な自己資金の金額は、人それぞれ違ってくるので、一概に、いくらという事はできません。人それぞれのリスク許容度や資産の背景によっても違ってきます。

特に、ワンルームマンション１戸のみ所有している時は、退去が発生すると、収入がゼロになるので、注意が必要です。

どの位の資金があったら安心できるか、自分で考えて決めましょう。

不動産投資に必要な自己資金について書いてきました。
「自己資金無しで、不動産投資が出来る」というような、宣伝文句を鵜呑みにせず、フルローンで購入するにしても、一定の自己資金を準備してから、不動産投資を始めることをお勧めします。

不動産投資に限らず、投資は自己責任で行うものです。どの位の自己資金があれば安心できるのか、自分である程度判断出来る知識がない人は、投資はやめた方が良いと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日はこの辺で、次回また。