ローンのリスク ~不動産投資のリスク~
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
今回の記事では、ローンのリスクにてついて書いていきます。
レバレッジはメリットでけど
ローンで資金調達し、レバレッジ効果を得られるのが、不動産投資のメリットです。
しかし、ローンで資金調達をすることにより、不動産投資のリスクにローンのリスクが付加されるため、リスクが高くなります。
不動産投資自体は、投資商品の中でもミドルリスクミドルリターンに位置づけられると思いますが、ローンを使って不動産投資をする場合は、ローンのリスクと、レバレッジのよりリターンが付加され、ハイリスクハイリターンになります。
金上昇リスク
ローンのリスクとして、金利上昇リスクがあります。現在の金利は、最低水準にあり、今後の金利動向は、現状維持か上昇と方向しか考えられません。
住宅ローンのように返済期間中の金利が固定されている商品であれば問題ないのですが、通常の不動産投資でのローンでは、長期間の固定金利の商品は少なく、金利上昇の影響を受けることになるともいます。
金利が上昇し、返済額が増えると、当然ですが手元に残る現金、キャッシュフローが減少します。状況によってはマイナスになることもありえます。
空室・家賃下落リスク
不動産投資の収入は安定しているいわれていますが、全く変動しない訳ではありません。空室が発生して、家賃が入ってこない時期もあります。しかし、ローンの返済は、毎月決まった金額を返済する必要があります。
家賃は、一般的に、時間の経過とともに下落していきます。結果、ローンの返済の負担が重くなっていきます。
売却時のリスク
何らかの理由で、物件を手放し、現金化したい場合があると思います。この時、売却によって得られる現金で、ローン残債が清算できないと売却できません。
フルローンやオーバーローンで物件を購入する場合、物件の売却価格のローンの残債関係をよく見極めないと後々問題になります。
まとめ
不動産投資自体は、ミドルリスクミドルリターンだと思います。しかし、ローンの使って投資することにより、ハイリスクハイリターンのなります。
販売会社のセールストークでは、
「家賃収入で、ローンの返済するから安心」といように、ローンのリスクに触れない場合が多いようですが、決してローンのリスクがなくなることがない、ことを理解しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。
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