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買いたい物件と買える物件

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回は、購入する物件について書いて行きます。


買いたい物件

物件の規模や金額のレンジは、人それぞれ違っているとは思いますが、不動産投資の為の理想の物件とは、好立地で利回りが高く融資がづく物件だろ思います。

特に、これから不動産投資を始めようと考え勉強を始めた人は、高い理想の物件を買いたいと考えると思います。しかし、理想の物件を購入できる可能性はかなり低いと思います。

物件を探すために、物件の規模や金額のレンジの他に、立地、利回りなどの、目標値を設定することが有効だと思います。

買える物件

買える物件、つまり買うことが可能な物件は、
  物件の販売情報をキャッチできる
  購入費用の資金調達ができる
の2の条件があると思います。

物件情報をキャッチできる

当たり前に話ですが、物件の販売情報を知らなければ、物件を買うことはできません。物件の販売情報は、自ら探しに行かないと、キャッチできません。

物件の販売情報は、ネット上公開されているものは、簡単に入手可能ですが、良い物件が無いと考えネットでの物件情報を見ない人もいるようです。

ネットに公開されていない不動産業者間で流通している物件情報もありますが、この情報を入手するのは難しいと思います。ネットで公開されていない物件情報は、情報を持っている不動産業者の購入実績のある顧客に優先的に流されるため、初めて物件を購入する人には、なかなか流れてこないのが現実です。

資金調達ができる

どんなに良い物件でも、資金調達ができなければ買うことはできません。物件を購入するのに必要は金額は、物件の価格+購入時の諸費用です。

自己資金で賄うことができれば問題無いのですが、不動産投資の場合は、借入金を使って資金調達するのが一般的で、不動産投資にメリットでもあります。

借入金は、誰でも無尽蔵の借りられる訳ではありません。購入する物件の積算価格や収益性と借り入れる人の属性、資産背景、実績によって変わってきます。特に最初の物件の購入時に融資審査では、個人の属性、資産背景が重要視される傾向にあるようです。

ギャップを埋める

買いたい物件が見つからなかったり、見つかっても、資金調達ができなかったり、特に、最初の物件を購入できるまでに時間がかかります。これは、買いたい物件の買える物件の間には、ギャップがあるためです。

このギャップを埋めるためには、買いたい物件の条件を緩和すること、買える物件の幅を広げることが必要です。

買いたい物件の条件を緩和を検討するときに、物件の規模や価格レンジを下げるのは良いですが、立地、利回り、融資の付きやすさなどは、慎重に検討する必要があります。ここを安易に妥協してしますと、購入後に大変な思いをすることになります。

買える物件の幅を広げには、物件情報をより多く収集すること大切です。しかし、まず、自己資金を貯めることが重要になってきます。自己費金を貯めることは、自分でコントロールできるので、今日からでのも始められます。自己資金がより多くあれば、融資でもより良い条件を引き出す可能性も上がります。

まとめ

買いたい物件と買える物件の間にはギャップはあります。ギャップがあるから買いたい物件なんて考えても仕方ないと考え、買える物件であればよいと考えるの危険です。

不動産投資は目的を達成るための手段です。決して物件購入することがゴールではありません。自分の目的を達成するために、どんな物件を買いたいのか、その物件を買うにはどうしたら良いかを考えるようにしましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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