団信は生命保険の代わりになるのか
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
不動産投資のメリットとして、「生命保険代わりになる」と言われています。購入資金のローンの付帯している団体信用生命保険(団信)に加入するからです。今回の記事では、団信に加入することで、生命保険の代わりになるかについて書いていきます。
生命保険の目的
生命保険に加入する目的は、主として、万が一の時に、残された家族の経済的に困らないようにすることだと思います。保険金の受取人は、家族とするのが一般的です。
保険金の額は、本人の年齢や家族構成によっても変わってきます。
団信の効果
ローンに付帯して団信では、本人が死亡した場合、保険金は家族に支払われるのではなく、金融機関に支払われます。
支払われる保険金額は、その時点のローンの残債と同額でローンが完済され、以後のローンの返済はなくなります。残された家族は、ローンの返済額分増加してキャッシュフローを得ることができるようになります。
ローンの返済分増加したキャッシュフローで、残された家族が経済的に困らないのであれば、生命保険の代わりになります。
物件の売却すれば
ローンの返済分増加したキャッシュフローでは、残された家族の生活が成り立たない場合は、物件の売却し現金化することも可能です。
物件の売却には、時間がかかります。売却を決めてから現金が入ってくるまで、少なくとも1ケ月程度かかるのが一般的です。また、思ったような価格で売却できるとは限らないませんし、売却経費や税金がかかるため、手元に残る金額は流動的です。
まとめ
団信が生命保険に代わりになるかは、本人の状況によって結論は変わってきます。
「生命保険の代わりになる」というメリットは、すべてに人に当てはまるわけではないことを理解しましょう。
最後までのお読みいただき、ありがとうございます。
今日はこの辺で、次回また。