3点ユニットバス
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
今回の記事では、3点ユニットバスについて書きます。
3点ユニットバスとは
3点ユニットバスとは、浴室、洗面台、トイレが一体となったユニットバスのことです。
感覚的には、1980年代ごろから単身用物件に設置されていると思います。設置が始まったころは、ホテルに見たいでかっこいい、ともてはやされたようですが、最近は、不人気設備の一つです。
3点ユニットバスの物件は避けるべきか
数年前までは、賃貸住宅の人気設備ランキングに、「バス、トイレ別」という項目がランクインしていたと思いますが、最近のランキングでば、ランク外となり、「独立洗面台」というのがランクインしています。
3点ユニットバスは、洗面台を使用するときに足が濡れる、入浴時にトイレが使えないなどの理由で、入居者さんから嫌われる設備です。3点ユニットバスの物件は、入居者募集に苦戦し、結果家賃が下がることになるため、3点ユニットの物件を購入対象から外すのは一般的な考え方です。
3点ユニットバス物件をあえて購入を検討する
わざわざ3点ユニットバスの物件を購入する必要なと書きましたが、3点ユニットバス物件でも、あえて、購入の検討に値する物件のあると思います。
価格が安い
入居者募集に苦戦するため、家賃が安いことと、購入する人からも人気がないとの理由で、比較的安く売りでされています。家賃が安くて、それ以上に物件価格がやすければ、高利回りの物件となります。
好立地であれば
3ん点ユニットバスが設置されてる物件は、1980年代築の築古物件が多くなっていますが、このころの物件は、駅近の好立地の物件があります。設備的に不人気での、好立地でカバーできる可能性もあります。
専有面積・収納
3点ユニットバスは、水回りをコンパクトにまとめられるため、専有面積が20㎡未満の狭いものが多くあります。また、収納スペースが少ないものも多くなっています。居室部の面積、形状、収納スペースなどは、良くチェックする必要があります。
3点ユニットバス物件の運用
3点ユニットバス物件を購入後の運用方法についても考えて購入する必要があります。
用途を検討
3点ユニットバスであっても、民泊で運用する場合は、特に3点ユニットバスは問題ないと思います。現在は、入国制限などの影響で、民泊は苦戦しているようですが。
また、立地によっては事務所利用可で募集すること良いと思います。
ターゲット
入居者として、外国人や高齢者に絞り込みもの良いと思います。海外では、バス、トイレが一緒なのは、普通にことが多いため、3点ユニットバスを嫌う人は少ないと思います。ただ、狭いと感じているようです。
高齢者は、入居できる物件がすくないため、3点ユニットバスという理由で入居しないケースは少ないです。
分離工事
3点ユニットバスを、バス、トイレ別の物件にリフォームこともできます。単純に、浴槽とトイレ間に仕切りを入れるだけのものや、浴槽を撤去してシャワーブースにするものなど、さまざまな工法があります。費用がかかるので、費用対効果を考える必要があります。
まとめ
購入する物件のを選ぶ際に、3点ユニットバス物件は、避けたい物件ではありますが、中には、好立地で、運用次第では稼げる物件になるものもあります。3点ユニットバスといでけで、購入候補から外すのではなく、設備以外に要素もよく見て総合的に判断しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日はこの辺で、次回また。