不正融資問題で思うこと 自己責任
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
大家兼不動産屋の廣田です。
昨日、また、ある金融機関の不正融資により収益物件を購入して、行き詰まった人が、「金融機関による不正融資だ」と理由で、金融機関に対して救済を求めているというニュース記事を読みました。今回は、昨日読んだ記事にで思ったことを書きます。
ニュース記事内容
昨日の記事は、不正融資をした金融機関へ救済を求めている女性の記者会見の内容を書かれたものです。
記者会見をした女性は、以前問題になったシェアハウスに関しては、代物弁済で解決したが、同じ金融機関から、融資を受けて購入した中物件も、不正融資によって購入したが、悪い物件を買わされため、行き詰まっており救済を求めています。
4年前に発生したシェアハウス投資問題で被害を訴えていた人は、金融機関との和解が成立して、代物弁済で借入金がチャラななりましたが、それ以外にも不正融資により、物件を購入してしまった人が多数存在し、その人たちが引き続き、金融機関に救済を求めていくというものでした。
不正融資の被害者は
不正融資問題で被害者人は、融資を受けた人です。しかし、融資を受けた人は、本当に被害者なのでしょうか?
今回の事件は、不融資審査のために書類を偽造し、審査が正確に実施されす、結果として融資した資金の回収に問題が発生しました。不正融資で、被害を受けているのは、金融機関だと思います。もちろん、金融機関の一部が組織的に関わっていた事は問題ですが、融資を受けた人が、不正融資に被害者ではないように思います。
悪い物件をかわされた
今回の被害の内容として、「築古の悪い物件(記事内では、スジ悪物件と書かれています)ばかり買わされた」と書かれていますが、物件の良し悪しは金融機関の責任でしょうか。
金融機関の融資審査は、融資の回収が問題がないかを調べることが、主目的です。もちろん、物件の収益性の審査の一部ですが、それだけではありません。
物件の良し悪しは、購入する人が判断することだと思います。しかし、この話をすると、
「素人では、物件の良し悪しがわからないから、不動産屋や金融機関を信用するしかない」と言われますが、そもそも、自分で判断ができないのであれば、不動産投資をするべきではないとお思います。
自己責任
不動産に限らす、投資は元本保証されたものではありません。まして、不動産投資は、投資金額が高額であり、自己資金だけでなく、金融機関からの融資を受けて行うケースが多いと思います。不動産投資は、自分自身で考え判断して投資するもの、つまり、自己責任で投資すべきものです。
まとめ
不正融資問題について、個人的考えを書きました。今回事件で、金融機関との交渉をしている方々は大変だとは思います。
今後も同様な問題が発生しないように、不動産業者、金融機関がやり方を変えていくことは言うまでありません。しかし、不動産投資を始める人も、このようなことに巻き込まれないように、知識を習得し、自分で物件の良し悪しを判断できるようになることが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。