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アップアップガールズ（２）8人の偶然、あるいは必然　高萩千夏編

アップアップガールズ（２）


第1回　夢を諦めなかった笑顔のリーダー・高萩千夏

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アップアップガールズ（２）のnoteのこの記事を読んでくれているということは、あなたはアプガ（２）（あぷがにきと読みます。）に興味があるということかと思います。
もちろんその中には、結成時から応援しているという熱烈なファンもいらっしゃると思いますが、この自粛期間に知ったという人も意外にいるのではないでしょうか？　それに対バンやYouTubeなどを見て、アプガ（２）をちょっぴり気になっていたけれども、まだ単独イベントやライブには来たことがないような人も、きっといるのではないかと思います。
そんなアプガ（２）初心者のみなさんにもっともっと知ってもらうため、もっともっと好きになってもらうため、８人のメンバーの魅力を連載でお伝えしていきます。
第1回目はもちろんのこの人、初期メンバーであり、振り付けもできるリーダー・高萩千夏です。

アップアップガールズ（２）の誕生は、あるオーディションがきっかけでした。
2016年11月6日「アップアップガールズ（仮）武道館超決戦」にてサプライズ発表された、「アップアップガールズ（２）オーディション」です。

「妹分？アイドルユニット？はたまた追加メンバー？」とこのブログの冒頭にあるように、募集時点ではなにも決まっていなかったといいます。
アップアップガールズ（２）に合格した初期メンバーは、いま考えると、逸材と言っていいメンバーばかりでした。そのために、（仮）の追加メンバーではなく妹分グループ結成、となったことは想像に難くありません。

このオーディションで合格した初期メンバーのひとりに、高萩千夏がいました。

福島県出身で、福島のローカルアイドル・アイくるガールズの元メンバー。
普通の大学生になる為にグループを卒業して上京していました。

大好きだったアイドルを卒業したとき、自分は「こんなに応援されていたんだ、愛されていたんだ」と感じたと本人は語っています。
そして卒業後、「自分にはなにもない…」と感じたとも。

そんなとき、高萩は「アップアップガールズ（２）オーディション」に出会ったのです。
「自分ってどこまでできるんだろう？」そんな想いを、夢を抱いてオーディションに臨んだといいます。

2017年夏のこのロングインタビューでは、学校でもクラスのリーダー的存在で、人をまとめるのが得意だと語っている高萩が、アプガ（２）のリーダーになるのは必然だったのでしょう。
もちろん、初期メンバーの中で一番年上だったというのもありますが、コミュニケーション能力も高く、楽しむ時は楽しむ、締める時は締めるとちゃんとスイッチを切り替えられる高萩は、リーダーとしてアプガ（２）をひっぱっていくことになります。
「笑顔がモットー」と語る高萩は、（アプガ（２）の）2期メンバー、3期メンバーと追加メンバーが増えても、後輩にしっかりとアプガ（２）のことを教え、ステージでの笑顔で後輩たちを引っ張っています。

高萩はもともと、アイドルが大好きでした。いや、現在でもアイドルは大好きで、アイドルヲタと言ってもいいでしょう。
矢口真里の産休による代打で鈴木愛理がMCを務めていた「鈴木愛理の火曜THE NIGHT」（Abema TV）での鈴木愛理へのヲタヲタしい態度でよくわかると思います。

さらに「TIF2019メインステージオープニングアクト争奪」supported LINELIVEに参加した時の、LINELIVEでのとある日の配信、その後半ではカラオケと歌うと共にアイドルヲタ話で盛り上がっていました。

小学生〜中学生でハロー！プロジェクト、Buono!、鈴木愛理にハマり、ステージで歌い、踊ることに憧れていた高萩は、高校生になり、アイくるガールズに入るのは必然だったと思います。
ですがアイくるガールズでは、歌割りのある選抜メンバーには選ばれなかったということですが、得意だったダンスのおかげでダンスリーダーとしてＭＶなどには出演、振り付けを担当することもあったといいます。
アイくるガールズでの話は、このインタビューで詳しく話してくれています。

得意だったダンスを活かして、現在ではアプガ（２）の「ワッチャウ！」、「2学期サマーっ！!」の振り付けも担当。

この2曲の動画からは、初期の5人時代もいまと変わらず、わちゃわちゃしているということが確認できますね。
さらに新曲の「どのみちハッピー！」も高萩が振り付けをしています。

ダンスは得意でも歌は苦手、歌に関しては同じく初期メンバーである吉川茉優に任せていた感のあった高萩でしたが、アプガ（２）での活動を通して、歌のパフォーマンスもどんどん成長していきました。
そして、4曲連続サウンドプロデュースを担当していたつんく♂さんに認められるほどになったのは、2019年の夏。

このライナーノーツでつんく♂さんが「歌えるメンバー」と書いているのは、吉川、そして高萩のこと。この歌える2人がいるからこそ、この2人をメインに据えた「Be lonely together」が誕生しました。

完全なる高萩、吉川のツートップというこの曲は、高橋愛、田中れいながツートップだったモーニング娘。よりもツートップが際立っていることに驚かされる、非常に振り切った楽曲です。

2019年の夏、TIF2019でのメインステージ争奪には敗北したアプガ（２）ですが、@JAM EXPO2019では見事メインステージ争奪戦に勝利、横浜アリーナのメインステージに立つことが出来ました。新曲であった「Be lonely together」を横浜アリーナで歌うという彼女らの夢が叶ったのです。
ですがその前日、@JAM EXPO2019のステージで、吉川が喉の不調を訴え、1日目はそれ以上歌わずに2日目に備えることになりました。
ですが吉川の喉は元には戻らず、メインステージでの「Be lonely together」、吉川のパートをすべて高萩が歌い、完全なるワントップでの見事なパフォーマンスを見せてくれたのです。

その試練を経て、ダンスはもちろん、歌唱面においても頼れるリーダー・高萩千夏が誕生しました。
そう書くと、素晴らしく完ぺきなアイドルのように思えますが、それだけではないのが高萩の凄いところ。

ガチなアイドルヲタなのは、先に書いたとおりですが、現在でもそれは継続中な上に、アプガ（２）の中でも3期メンバーの新倉愛海のガチヲタだと公言し、「あみちゃ〜ん！」と抱きつく姿を何度も見せてくれています。

料理が得意で、冷蔵庫のあまりものでおかずを作るのが得意な高萩ですが、それだけではなく大食いキャラでもあります。オーディションの時から大きなおにぎりを食べるという特技を見せてくれた高萩ですが、最近ではアプガ(２)メンバーのYouTubeチャンネル「にきチャン」にてモッパン動画も意欲的にアップしています。

https://www.youtube.com/watch?v=qC2_ngB6m9s

このモッパン動画では、３人前の韓国料理ラッポキ＋ガーリックチョリソーという、大の大人でも食い切れるかわからないものを、ぺろりと平らげてしまう高萩。見ているほうが、いろいろと心配になってしまうほどです。大食いに加えて異常なほどの辛いもの好きというのも書いておきましょう。

こちらも、見ているほうが心配になるほどです。
さらにアプガ(２)には、地方出身のメンバーも半数を占めているため、地元への愛が多いメンバーが多いのですが、その中でも地元である福島を愛し、大事にしたいという想いが人一倍強いのが高萩です。

今後ともきっと、福島に関係したお仕事をどんどんして行ってくれることでしょう。

さまざまな魅力満載のリーダー・高萩千夏ですが、その最大の魅力はその笑顔と多彩な表情にあります。最後に、高萩のそんな魅力が満載のこの動画を、是非ともご覧ください。

ステージでの高萩の、とびっきりの笑顔溢れるダンスと歌をまだ未体験のかたには是非とも体験していただきたいと思います。夢を諦めず、アイドルの道を選んだ彼女のステージでのパフォーマンスこそが、美しいアイドルのひとつの姿であり、アプガ(２)のリーダーになったのも必然だと感じるはず！

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次回もメンバー１人に焦点をあて、紹介していきますのでお楽しみに。

文：岩岡としえ　https://twitter.com/totototoriz


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