Upstream BootCamp開催地会場の自治体職員が考えるUBC。

はじめまして、滋賀県守山市役所、地域振興課の杉本悠太です。

普段記事を書いて個人のSNS以外で情報発信するという機会がないのですが、今回の企画に事務局としても参画させていただくなか、地方創生で目指す「起業家が集まるまち守山」実現に向けての開催地としての想いを言語化し、知っていただきたいと思い、機会をいただきました。

守山市では「起業家の集まるまち 守山」という起業支援の様々な取組を行っています。

その中で「行政が主導し、創造で政策をする」「守山市という地方の小さな行政区で考える」のではなく、「民間の挑戦を応援するまちの機運と環境を作る」「頑張る若い世代を応援する大人を増やす」を意識しつつ、等しく起業や挑戦する勇気を応援するまちづくりに取り組んできた結果、本市内での起業はもとより、積極的に関わってくださる市内外や都市部の起業家、企業、また民間投資が結果として“集まる”まちになってきたように思います。

昨年度は今回共に事務局を運営されているジャパニーズ株式会社中野龍馬くんとともに、滋賀県、琵琶湖から全国大会へ戦いに行く若い起業家を送り出す取組の一つとして、ＷＥＢメディア「up stream」を官民で立上げ、現在も市を挙げて取り組んでいるところです。
　
■Up streamはコチラ
https://upstream-shiga.com/

そのような中、７月２日・３日として開催されることになった「Upstream BootCamp」。
東京を中心に全国で活動する起業家、そしてそれを本気で支援するキャピタリストの方々が守山市、琵琶湖に集結し、互いを高めあう濃密な時間を過ごし、起業家同士がコミュニティを形成する絵はまさに「起業家の集まるまち守山」だと感じており、またその時間を一緒に過ごせることに本当にワクワクしています。

近年全国の地方でも地方創生の柱として起業創業支援、スタートアップを意識したイベント自体は多数開催されてきています。それも当然必要で大事なことです。
しかしながら、ＵＢＣは、滋賀県守山市で育った株式会社マイネットの上原仁さんが起業家として東京で上場し、長年培ってきた人脈と、東京資本市場とつながった状態で近年滋賀、守山市と再びつながり、今回守山で開催いただくイベントで新たに全国の起業家に新たな挑戦の機会と東京資本市場につながる機会を提供いただくことには大きな意義があり、開催地として選ばれた琵琶湖、守山市、地方が目指すべき一つの方向だと考えています。

今回のイベントはスタートアップへのビジネスプランコンテストだけではなく、ガチンコで起業家・メンター同士がビジネスプランを練り最終発表する内容。起業家が集まって事業をブラッシュアップし進めていく。それが東京ではなくオフラインの場所で、なおかつ地方で開催することは守山市内・滋賀県内の起業家にも与える影響は大きいと感じております。

当日イベントにお越しになれる起業家・キャピタリストの方々とガチンコでこのイベントを応援する地方自治体の立場、また「起業家の集まるまち守山」の具現化を担当する職員として初めていただいた大きな機会に向き合い、感謝するとともに、事務局として開催地として全力で取り組んでいきたいと思います。

2日間、最高のイベントとなるよう盛り上げてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。