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起業について。upsoilでビジコンにチャレンジした理由

「ベランダから環境を考える。upsoil」を運営するアップソイルカンパニー株式会社 取締役社長の中原ひとみです。ウェブデザインTomorrowArchとしてWeb制作業を営みながら、2023年5月にアップソイルカンパニー株式会社として起業しました。2年間で3つのビジコンで賞をいただきましたが、今回はビジコンにはじめてチャレンジした理由、upsoilを始めるに至った理由を書きます。

【受賞歴】

  • 令和3年度:第5回 大分県女性起業家創出促進事業(Oita Starring Woman)ビジネスアイデアコンテスト ファイナリスト「オーディエンス賞」受賞

  • 令和5年:第20回 大分県ビジネスプラングランプリ「ベストチャレンジ賞」受賞

  • 令和5年:第1回 だいぎんニュービジネスプランター アイデア枠「特別賞」受賞

はじめてチャレンジをしたビジコンは、大分県女性起業家創出促進事業(Oita Starring Woman)(令和5年度よりButterflyの名称にリブランディング) です。女性視点が生かされた多彩なビジネスモデルを掘り起こし女性起業家の活躍と成長を支援する目的とする大分県の事業です。

私はWeb制作をしている関係で、アワード発表当日のPA担当として第2回より裏方として関わらせていただいていました。そんな中、私は7,8年前から、ガーデニングの土のリサイクルサービスについて、モヤモヤとした思いを持っていました。

upsoilでビジコンに挑戦した理由

理由は3つ

  1. 土の処分に困っていた

  2. 想いを世に問いたい

  3. 一人でできる事以上の挑戦

1つ目 土の処分に困っていた

私は幼少期よりマンション住まいで、結婚後もマンションに住んでいました。フリーランスのWebデザイナーとして自宅で仕事をしていたため、気分転換にベランダでガーデニングをしていました。その時の困りごとが、土の処分だったのです。土をリサイクルするサービスが出てこないかなぁーと、ぼんやりと考えながら7年が過ぎました。その間にも、身近な人に「土のリサイクル事業っていいと思うんだけどぉ・・・」と話をしていましたが、「土は儲からないから辞めとけ」というアドバイスがほとんどでした。

2つ目 想いを世に問いたい

「土をリサイクルしてくれるサービスがあったらいいのになぁ〜」と考える中、土のことを調べるようになりました。すると、日本では土が1cm作られるのに100年以上かかる。世界では何千年もかかる地域もあると知りました。*参考書籍:モノリス・真下の宇宙―1cm100年の土のプロフィール

行政は土をゴミとして回収を行えません。それは、土は有機物であり廃棄物では無いからです。ゴミではない土・・・昔の日本は、土を自由に還せる庭が多くありましたが、住環境の都市化によってマンション、戸建にも土を還せる庭は少なくなっています。

つまり「土の処分に困る」要因は、住環境の境都市化と行政サービスのミスマッチによって起きています。このミスマッチを埋めるビジネスが、世の中に必要だ!という思いが沸々と込み上げ、この想いを世に問うてみたい。という想いが抑えきれなくなりました。極端ですが、この想いをモヤモヤと抱えたまま死ねないなぁー、死ぬ時に後悔するだろう・・と。

幸いにもビジコンの名前は、女性起業家ビジネスアイデアコンテスト。アイデア段階でもエントリーしても良いのだと勝手な解釈で、エントリーしました。

3つ目 一人でできる事以上の挑戦

私は20年間フリーランスのWebデザイナーをしています。ここ4年間くらいは、外注のコーダーさんと一緒に仕事をしていますが、多くは私一人で完結する仕事です。

主な内容は、Webサイトの企画設計・ディレクション、デザイン、保守管理・運営、インターネット広告運用代行、アクセス解析レポート作成などです。

明日のビジネスをデザインするTomorrwArchの屋号で、クライアント様のビジネスを成功に導くお手伝いをしています。もちろん、クライアント様のビジネスが上手くいくこと、HPを見ての来店や予約が増えた、SEOで検索上位に表示されるから助かる、などの声は最高の喜びですが、極端に言ってしまえば職人としての仕事で労働集約型です。私が一個人として社会のお役に立てるWebデザイナーとしてのお仕事は続けていきたいのですが、20年間続けいると一人でできることの限界を感じるようになりました。次の20年間(人生最後の20年)をどうやって過ごしたいか?と考えた時に、一人でできる事以上のことに挑戦したいという気持ちが強くなりました。

以上が、私がはじめてのビジコンにチャレンジした理由です。

▼はじめてチャレンジしたビジコンのアワードアーカイブ動画です。
もしご興味があればご覧いただけると嬉しいです。
私のピッチは42:10からです。



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