パワーオブドリームジム 2023年度仕事始め‼

本年度仕事始めです。今年はどんな年になるのか?
それは選手達次第です。目標に向かってどれだけ真剣にトライ出来るか?

1日休めば、ライバルに2日、3日差をつけられる。

そう思って

“集中”  することです


現役中は格闘家に積極的休養というオーバーワークを防ぐ回復期間はあれど、気を抜いたダラダラした休暇、休みらしい休みは基本ありません。

ジム練習が休みの日であっても、体調管理を怠らず常にメンテナンスして行かないといけません。

次の週もまたハードなトレーニングを積む為には、休み中に回復している必要があります。

格闘家はリングの上では命がけの仕事ですから、練習も手を抜けないのです。プライベートタイムに格闘家人生の足を引っ張る“何か”がある場合、練習に身が入らず、怪我もしやすく、吸収力や効率も上がりません。

現役中は極力周りの誘惑、雑念を極力シャットアウトし、格闘技に集中する環境に自ら誘うことが大切です。

格闘技はF-1などのモータースポーツの様に例えると分かりやすい。同じ様に命懸けの危険なスポーツだが、ドライバーとマシンその他は別物。極端に言うと、格闘技はドライバー、マシン、メカニック、最低限の生活、営業も自分がやらないと行けない。

そこはモータースポーツをやるレーサーよりある意味大変なプロ格闘家である。

身体を整えるために必要なことは全てやる。

更にトライアスロンの様に総合格闘技は強靭なスタミナがいる。
総合は格闘技のトライアスロンである。そこを見誤ってしまうと、練習が足りず、高みに登ること、強くなっていくことは出来ない。

打投極、スタンド、グランド、スクランブルがあるのは、総合格闘技だけである。そんな総合格闘技、上に行けば行くほど、猛獣、怪物、化け物しかいない。

猛獣、怪物、化け物と戦うのに、自分が普通の人間で果たして勝てるだろうか?保証の無いこの業界、頼りになるのは自分自身。そういった強者になる努力をすることが、自分の命の保証に繋がるのである。

二兎追うものは一兎も得ず

そういった意味でも、二兎追うものは一兎も得ずで、格闘技が何よりも一番でないといけない。格闘技が他の“何か”よりも順位が低くて、格闘ドリームは手に入る訳がない。

格闘技に真っ直ぐにシッカリと向かい合っているのかどうか?中途半端かどうかは、どんなにその場を繕っても、お天道さんはちゃんと見ている。

微妙な判定となった時、普段の格闘技に対する行いが良い方にジャッジは挙がる。運も味方に付けれるんだ。

運は普段の行い。私が見てなくてもお天道様は見ている。
何より私も世界一を目指して頑張って来たパイオニアの一人。
私の目の前で“何か”をしていなくても、先人である私には、通って来た経験があり、何かあれば大体のことは想像がつくし、お見通しである。

そして、最後は自分の体に跳ね返って来る。
負けたくないライバルに負けてしまうと言う現実を突きつけられる。

そう、格闘家って嘘を付けないようになっているのだ。

リングの上で恥をかきたくなければ、現在、ジムでクシャクシャな顔で、グチャグチャにされても、死にものぐるいで自分を追い込み、そして頑張る。その姿は仲間以外の誰に見られることもない。誰にも理解されないかも知れない、それでも自分の夢には責任がある。

夢にケジメは付けなければならない。

追い込みが足りない者は、試合が追い込みとなる。
追い込みをシッカリと出来ている者は、試合は最高の練習となり、最高のスパーリングとなる。

身近にライバルが居なくても、何処かの地域や国にはもっと頑張ってる子がいて、その子達と何れ戦う時が来る。その時、悔しい思いをしないように、後悔しないように現在の練習があるのである。

もう一度言います。

1日休めば、ライバルに2日、3日差をつけられる。
そう思って集中すること

そして、一番大切なモノが格闘技であること。

二番でも三番でも駄目、一番大切なものが格闘技であること。

それが、高みに登る秘訣ですからね。

集中出来る環境が人を育てる

今年も環境作りに力を入れ、日々良い指導を心がけ、
POD GYMは、今年も良い選手の育成に力を入れて行きます。


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