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ロシアの巨匠、アレクサンドル・ソクーロフ監督『エルミタージュ幻想』配信はじめました。「全編ワンカットで撮影された、映画史上もっとも贅沢な作品」
アップリンクのオンライン映画館「アップリンク・クラウド」にて、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『エルミタージュ幻想』独占配信スタートしました。
ロシアのサンクトペテルブルクにある世界遺産のエルミタージュ美術館で、第一級の美術品の数々を展示したまま、綿密な下準備の後、ハイビジョンカメラで90分ワンカット、編集なし、本番一日という条件で撮影された、映画史上もっとも贅沢な作品です。
監督は、『モレク神』(1999年)でカンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、『ファウスト』(2011年)でヴェツィア国際映画祭金獅子賞を受賞しているロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフです。
『エルミタージュ幻想』
世界遺産のエルミタージュ美術館で、第一級の美術品が陳列されたままの内部を使い、3世紀にわたるロシア近代史を映画史上初の90分ワンカットの手法で描いた驚異の映画。
現代に生きる映画監督と、19世紀のフランス人外交官が、幻想と現実の区別もつかないまま、ロシア300年の激動のドラマが交差するエルミタージュの迷宮をさまよっていく。
2002年カンヌ映画祭コンペティション部門正式出品
2002年トロント国際映画祭最優秀造形賞
2003年サンフランシスコ映画批評家協会賞
2003年ドイツ映画撮影賞
2004年ニカ賞最優秀美術賞
2004年アルゼンチン国際映画祭最優秀外国語映画賞他
キャスト:セルゲイ・ドレイデン、マリア・クヅネツォワ、レオニード・モズガヴォイ、ミハイル・ピオトロフスキー、ダヴィッド・ギオルゴビアーニ、アレクサンドル・チャバン
オリジナル音楽演奏:ロシア国立エルミタージュ交響楽団
音楽演奏:マリーンスキー歌劇場管弦楽団(指揮:ワレリー・ゲルギエフ)
特別出演:ワレリー・ゲルギエフ
ロシア・ドイツ・日本(NHK)共同制作
©2002 Hermitage Bridge Studio & Egoli Tossell Film AG
アレクサンドル・ソクーロフ Aleksandr Nikolayevich Sokurov
1951年シベリア生まれ。ロシアを代表する巨匠であるが、ソ連時代の全作品は公開禁止だった。第一回監督作『孤独な声』(1978年完成、1987年公開)はロカルノ国際映画祭銅豹賞、『モレク神』(1999年)でカンヌ国際映画祭最優秀脚本賞、『エルミタージュ幻想』(2002年)で90分ワンカット撮影に成功し、『ファウスト』(2011年)でヴェツィア国際映画祭金獅子賞受賞。フィクションとノンフィクションの枠を超えて40年以上も第一線で旺盛に作品を発表。映像と音、音楽、役者が一体となり構成される作風は一幅の絵画であり、映画界のみならず、音楽や文学など広い分野にわたり、世界中で高く評価されている。
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