11月23,24日デビュー2歳馬個人的POG注目馬
※この評価はユピージャ個人的な評価であり、各競走馬の成績を確約するものではありません。
①レヴーズマン 牡馬 手塚厩舎
父フィエールマン、母父キングカメハメハ
日曜日 芝東京1800 鞍上:Cルメール
ノーザンF生産、所有はサンデーレーシング
おじに皐月賞と大阪杯を買ったアルアイン、日本ダービーを制したシャフリヤールがいる。
最終追い切りはWコースで6F 86.1 4F 52.5 1F11.6と速い時計を記録し、ややストライドぎみの走法からはバネと力強さを感じられる。また母母ドバイマジェスティがディープ産駒との相性がよく、調教師から「フィエールマン産駒には珍しく気合い乗りがいい」と強気な発言もきこえている。
また、アルアインやシャフリヤールといったクラシックG1を排出していることからも、母としての実績も十分であり、11月では最も期待できる一頭といえる。
しかし馬体が小さいのとフィエールマン自身が晩成だったことから、この馬も晩成感が否めないのが大きなマイナスポイントである。フィエールマン産駒が、身体大きいやついないからこれが平均かもしれないが、pogにおいて晩成疑惑はかなりネックである。
しかしながら、フィエールマンは菊花賞以降上がり最速の脚を使っていることが多く、産駒は「筋肉の柔らかい晩成」になりやすく、ディープ産駒の中でもっとも府中を得意になる可能性が高いのも事実。
これだけの好条件が揃っているなら、多少のリスクは、とってでも是非指名したい一頭なのは間違えない。
②カンピドリオ 牡馬 中内田厩舎
父ドゥラメンテ、母父ディープブリランテ
日曜日 芝東京1800 鞍上:Cスミヨン
ノーザンファーム生産、所有はキャロットファーム
1週間前追い切りはCWで、6F 82.9 4F 52.5 1F 11.3と好タイムを計測、まずまずといった評価だか、調教師からは「背中がよさそうだか、まだ幼い」と辛めのコメント。
母のリカピトスは芝のマイル中距離を4勝と良い成績を残していることから、この馬にも期待が高まる一方で、去年、初子であった半兄リュケイオンは未だ未勝利と厳しいところも。
東京最終週ということもあり、中内田厩舎からドゥラメンテのラストクラップがデビューと気合を入れたデビューであるが、いかんせん母の実績が全くない。また、上でも紹介したレヴーズマンが同レースでデビューすることもあり、かなり取捨選択を迫られるだろう。
③ネブラディスク 牡馬 福永厩舎
父ドゥラメンテ、母父アメリカンポスト
日曜日 芝京都2000 鞍上:岩田望来
半姉に海外含めG1四勝のリスグラシューがいる。
最終追い切りは坂路で、4F 55.3 1F 12.7とまずまず。しかし調教師は「いいフォームで走れてないので、ここから修正して良い形にする」と発言しているのでここからまたよく可能性が高い。
血統や実績はトップクラスだか、やはり晩成ぎみなのがどうしても気になる。福永調教師も「血統からして晩成、これから良くなる。」とコメント。11月も終わりに近づいてきて晩成は、どの馬もだがやはりリスクがある。
まとめ
今回出てくる新馬戦はレヴーズマン、カンパドリオという期待馬が同レースなら登場する。実績や期待値からするとレヴーズマンが若干有利と思われる。残り少ないであろう指名枠を使ってもいい逸材だ。また今週は東京、京都の最終週、これよりあとは指名するにはもうロスタイムに入るので、最低でも9頭目の指名はしよう。
今回取り上げなかったが期待できる2頭
⚪︎ダノンエンブレム 母ダノングレースはマイルで4勝。初仔でマイルデビューだが期待はできる。
⚪︎ヴァルチャースター 母はハープスター。産駒も勝ち上がりがいるが、調教がイマイチ。