os宇宙人
こんにちウー。今日は私が一番好きなアニソンの電波女と青春男の『os宇宙人』について解説します。この曲は神聖かまってちゃんのタイアップ曲で、このバンドには珍しくラブソングになっています。サビで"あなたのことが好き"と連呼するストレートさにはドキッとしますよね。
この曲はラブソングではあるんですが、その相手は恋人よりも、インターネットの視聴者に向けてのラブソングな所があると思うんですよね。
「地球で宇宙人なんてあだ名でも 宇宙の待ち合わせ室にはもっと変なあなたがいたの」この歌詞は、作曲した'の子'の学生時代のあだ名が"大島宇宙人"で、os宇宙人のosは大島の略だそうです。宇宙はインターネットそのもので、ネット空間で、宇宙人と呼ばれた少年が、他の宇宙人達を発見したと思うと感動的ですよね。
そんな宇宙の待ち合わせ室で、電波を飛ばし、"パチクリ見てるあなた"を見つけるです。
「電波違くても きっとね何か掴んでくれてるあなたのことが好き」と続くように、そんな宇宙でようやく自分の事を見てくれた人でさえ、ただ目をパチクリして見てるだけの存在なんですよね。理解さえしてないのかもしれないのに、それでもきっと何かを掴んでくれたと信じて「好き」を連呼する。
最後に「きっとあなたしか受信できないの」と締める切なさ。インターネットが生まれてから、最高のラブソングなのは間違いないですね。