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ライブ初心者でも楽しめる「にっぽんワチャチャ」の取説

「にっぽんワチャチャに興味があるけどライブに行くのは怖い」「他のアイドルはよく行くけどにっぽんワチャチャのレギュレーションはわからない」そんな方のためにスケジュールの確認方法から特典会のレギュレーションまで、一通りの情報をまとめました。ライブ初心者でもこれを見れば楽しめると思います!


ライブ前日までにやること

スケジュールを確認して行きたいライブを決める

にっぽんワチャチャのライブはいくつか種類がありますが、ライブ初心者の場合は個人的に以下の順に行きやすいと思ってます。

  1. インストアライブ
    全国のショッピングモールなどで行われる。入場無料でフラッと行ける

  2. 周年ライブなど大きな会場のワンマンライブ
    旧渋谷公会堂など大きな会場のライブ。案内スタッフ多いので入りやすい。特に着席ライブ。

  3. 新規ライブ
    にっぽんワチャチャを見たことない人向け

  4. 定期ライブ
    毎月開催されるワンマンライブ。治安は良い

  5. 大きめのフェス
    Tokyo Idol Festival など。遠くから眺めても楽しい

  6. 生誕ライブ
    メンバーの誕生日付近に行われる。ファン向けの内輪ノリがあるかも

  7. 対バンライブ
    複数のアイドルが順番に出演する。見る位置によっては初見殺しのノリに巻き込まれる

  8. サーキットフェス
    複数のライブハウスで行われる対バンライブ。会場移動が伴う。他グループの横柄な最前管理など地下アイドルの負の文化を目の当たりにすることがある

  9. 小規模な対バンライブ(2マンライブなど)
    会場狭め

チケットを購入する

ほとんどのチケットはWebで購入します。購入URLは↑のスケジュールにかかれている事が多いです。チケットはサイトによって電子チケットとコンビニで発券するチケットがあります。また、電子チケットでも専用のアプリをインストールするものとWebブラウザでQRコードを表示するものがあります。特例として、大きめのライブではメンバーから購入できることがあります。

チケットは売り切れにならない限り、前日まで購入できることが多いです。24:00を過ぎるとオンラインで購入できなくなるか、前売料金ではなく当日料金になってしまいます。

チケットを発券する

コンビニで発券するタイプのチケットは事前に発券しておきましょう。電子チケットはコンビニで発券する必要はありませんが、受取処理が必要なものもあります。アイドルライブでよく使われるLivepocketやTIGETは受取処理は(通常)不要で、当日QRコードを見せるだけで良いです。

持ち物を確認する

  • 少額のお金(必須)
    ドリンク代や特典会でチェキ券を買いたいときに必要

  • スマートフォン(必須)
    電子チケット、モバイルSuica(ドリンク代)、ライブの撮影など

  • ペンライト(任意)
    ライブをより楽しむためにあると良い

おすすめのペンライト↓
こちらのペンライトは充電式で、色を自分の好きな順番で変えられるメモリ機能もついています。

ライブ会場についたら

呼び込みまで待機する

ライブの情報ページには「開演時間」と「開場時間」が書かれています。開演時間はライブが始まる時間です。開場時間はライブ会場に入れる時間です。早く会場についた場合は開場時間までは会場付近で待機することになります。大きなライブでは待機場所が用意されていることもありますが、ライブハウスでは会場の入り口付近で待機することになります。

整理番号順に会場に入る

開場時間になったらスタッフが呼び込みを行います。呼び込みの順番はチケットに記載されている整理番号順です。整理番号は、先頭にアルファバットが書かれていることがあります。その場合はアルファベットに優先順位があります。例えば S1→S2→…→A1→A2→…→B1→B2→… なお、ライブ中の途中参加も可能です。

インストアライブでは優先入場と一般入場があります。優先入場は事前に対象商品の購入をしたときに整理券が貰えて、その整理券順に入場します。その後、時間になったら一般入場が開始されます。一般入場は対象商品を買わなくても無料で入場できます。

チケットを表示する

できるだけ呼び出し待機中にチケットを用意しておきましょう。QRコードタイプの電子チケットの場合はQRコードを表示しておきます。スタッフが操作するタイプの電子チケットの場合、誤って操作すると入場できなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。コンビニで発券したチケットはスタッフに渡します。

ドリンク代を支払う

ライブハウスは法律上は飲食店であるため、チケットとは別にその場でドリンク代を払う必要があります。大抵は600円です。現金のみや交通系電子マネーのみといったように支払い方法が限られています。できるだけ現金と交通系電子マネーを用意しておきましょう。

ドリンク代は入場時に支払います。支払うとドリンクチケット(紙やコイン)がもらえます。近くにカウンターがあると思うのでドリンクと交換できます。交換はライブ前・ライブ中・ライブ後でも大丈夫ですが、ライブ後は締め切られてしまうこともあります。

お目当てのアイドルを伝える(対バンライブなどのとき)

フェスや対バンライブなど複数のアイドルが出演するイベントではその中でお目当てのアイドルを聞かれることがあります。これはそのアイドルがどれくらい集客できるかを集計し、イベント主催者が次回どのアイドルをどの規模のイベントに呼ぶかを決めるために使われると思われます。

ときどきアイドルが「動員重要」と言ってお目当てに選んでくれると特典をつけるという施策を行うことがあります。たぶん大きなライブの招待などがかかっているのだと思います。最近はにっぽんワチャチャもお目当て特典をつけることがあります。5秒間囲み動画撮影など。

入場時に「お目当ては」とぶっきらぼうに言われてもビビらないようにしましょう。(大抵ぶっきらぼうです。)

リストバンドをつける(サーキットフェスなどのとき)

イベントによっては入場受付が完了したことを確認するためにリストバンドをつけてもらいます。リストバンドのほか、手の甲にスタンプや服に貼るシールなどもあります。これらはサーキットフェスの会場の入場や再入場の際にスタッフに見せることで入場できます。

フロア内

フロアに入る

ライブハウスのフロアは入口がわかりにくかったり扉が重かったりして、一番最初は迷いますが、なんとなくそれっぽい人についていくと良いかもしれません。

ほとんどのライブハウスはスタンディングです。どこで見てもいいですが、イベントによってはプレミアムエリアや女性専用エリアなどに分かれているものもあります。

荷物の置き場所を確認する

荷物は足元などで大丈夫です。ただ、対バンで他のアイドルの時に激しいノリがあって荷物が邪魔になってしまうこともあるのでクロークや邪魔にならない場所に置いておいた方がいい時もあります。

フロア内での立ち位置を確保する

単独ライブやインストアライブはどこで見ても楽しめます。対バンライブも基本的にどこで見ても楽しめるはずですが、多くのアイドルのライブが順番に行われるため、知らずに中央で見ていると激しいノリに巻き込まれるかもしれません。参考↓

それを楽しめる人は良いですが、静かに見たい人は下の図の青い部分が比較的見やすく、激しいノリに巻き込まれないのでおすすめです。

参考:対バンライブの属性別立ち位置

単独ライブではサークル状になって声出しや移動してのノリはあまりありませんが、対バンの場合はいろいろな楽しみ方をする人がいるので観察してみると場所ごとになんとなく行動が違います。下図参照。

※太枠は今出演中のアイドルがお目当ての人

別アイドルのファンとの立ち位置の入れ替えを行う

対バンライブでは前のアイドルの出番が終わったときに、そのお目当てだったファンがステージから離れていくので少しステージに近づくことができます。ただ、最後の挨拶が終わるまでは移動するのは控えたほうがマナーが良いです。

ライブ開始

演出に備える(初見殺し曲の有無)

グループによっては、アイドルのフリに合わせてフロア全体が横に移動したり、フロア後方からステージに向かって走ったり、あるいはサークル状にぐるぐる走ったり、肩を組んだり、…といった初見殺しの曲があります。

にっぽんワチャチャの場合はそのようなノリに巻き込まれることは無いのでどこにいても大丈夫です。あったとしてもその場でジャンプするなどです。そのときはメンバーから「こうしてほしい」と言われるので安心してください。

演出を楽しむ

にっぽんワチャチャは演出のある曲が多いです。以下はよくセットリストに入っている例です。ここにあげた以外にもたくさんあります。

  • 束縛Queen
    ぬいぐるみを投げて受け取った人だけのために歌ってくれます。初めて見に行くときは高確率で投げてもらえるので「初めて見る人🙋」と言われたら積極的にアピールしましょう。

  • はっぴぃばぁすでぃ
    誕生日が近い人にプレゼントをくれます。誕生日が近いときはライブに行ってみましょう。

  • コール 〜最後まで言えるかな?〜
    基本的ににっぽんワチャチャでは曲中の声出しができませんでした(最近声出し推奨な気がする)が、メンバー指定の曲では可能です。この曲は最初から最後まで声出しする曲です。

  • 推しジャン 〜最後まで飛べるかな?〜
    ひたすらその場でジャンプします。

ライブ中の定番の行動を真似してみる

多くのファンはライブ中、振りコピしています。同じように振りコピしていたら楽しめますし古参ぶれます。振りコピが恥ずかしかったらペンライトを軽く振るだけでも楽しめます。写真や動画を撮っている人もいます。

メンバーごとのペンライトカラーを光らせてみる

メンバーごとに担当カラーが決まっていて、応援したいメンバーの色に光らせるのが定番です。まだ誰が良いか決まっていなくてもとりあえずメンバーカラーのどれかを光らせてみましょう。そのメンバーがソロ歌唱のときは大きくペンライトを振ってあげるとより楽しめます。

  • 遠藤Nozomi (えんどう のぞみ)

    • 🟢 緑 

    • リーダー、ボーイッシュ、酒飲み

  • 渡辺Lili (わたなべ りり)

    • 🟣 紫

    • ギャル、アイコス

  • 鈴木Mob. (すずき もぶ)

    • 🔵 青

    • 小柄、おしりでバズった

  • 中村Ame (なかむら あめ)

    • ⚪ 白

    • 顔面優勝、細身

  • 高橋Yagura (たかはし やぐら)

    • 🟠 オレンジ

    • ギャグ、ポケモン

曲ごとのペンライトカラーを光らせてみる

メンバーカラーだけでなく、数曲だけペンライトの色を変えるのが定番になっている曲があります。とはいえ変えなくても怒られたりしないので安心してください。

  • コール 〜最後まで言えるかな?2〜
    基本的に推しのメンバーカラーに光らせておいて、ソロ歌唱のときは大きく振ってアピールします。最後の田んぼ三連mixと呼ばれるところだけ緑にします。これは遠藤Nozomiだけソロ歌唱がないので最後にみんなでメンバーカラーを光らせているからです。

  • 深い意味はないけどバナナが好き
    黄色(バナナなので)

  • 怒怒怒 〜オタクver〜
    赤(怒っているイメージ)

  • 推しがイチバン☆
    黄色にしている人もいる(星なので)

撮影してみる

アイドルはグループによって撮影できたりできなかったりします。にっぽんワチャチャはイベント主催者が禁止していない限りは基本的に動画・静止画ともに撮影可能で、SNSへの公開もできます。

ただし、ライブによってルールが変わることがあります。周年など大きな単独ライブではフロアの内側ではスマートフォンだけ可能で、一眼レフなどはカメコ席や端の席でのみ可能、鈴木Mob.生誕祭のソロ出演時は動画撮影禁止など。その時はライブ詳細などに書かれています。

(追記)声出ししてみる

これまで指定曲以外の声出しが禁止されていましたが、最近は声出しを推奨するような雰囲気があり、声出しについての正式なアナウンスが有りました。「決められた場所以外での、コールやmix」が禁止ということなので指定曲が拡大されたという事かもしれません。たぶんやっていくうちに変わっていくんでしょう。

特典会

特典会の概要

ライブ後には特典会があります。(物販という呼び方をすることもあります。)にっぽんワチャチャの特典会は基本的に次の2つです。それぞれ交流時間があります。

  • チェキ券によるチェキの撮影

  • 新規客が貰えるパンフレットによる写メ(自身のスマートフォン)撮影

特典会の場所と時間(並行物販と終演後物販)

対バンライブの場合、特典会は並行物販といって、他のアイドルがライブをやっているときに別会場(通路や別のフロアなど)で行います。終演後物販と書かれているときはすべての出演者のライブが終わった後に行います。大体フロア内です。

特典会の流れ

  1. パンフレットやチェキ券を入手する
    パンフレットやチェキ券を持っていない場合は、まずは長机のあるところに行って入手します。初めての場合は「新規です」と伝えてパンフレットをもらってください。そのパンフレットを使えば無料で写メが撮れます。チェキの撮影をしたい場合も長机のところでチェキ券を購入します。

  2. メンバーごとの列に並ぶ
    パンフレットやチェキ券を手に入れたら、好きなメンバーの列に並んでください。グループによっては全メンバー共通の列に並ぶところもありますが、にっぽんワチャチャはメンバーごとに列が形成されます。

    列の最後尾の人が最後尾札を持っているはずなので、それを受け取って自分が最後尾であるときは見えるように掲げてください。最後尾札ではなく締め切り札が出ているときは、時間切れでもう並べません。

  3. メンバーにパンフレットやチェキ券を渡す
    メンバーにチェキ券を渡すとスタッフが撮影してくれます。パンフレットの場合はあらかじめスマートフォンのカメラも起動しておくとスムーズです。交流時間は数十秒ほど。メンバーがチェキやパンフレットを返してくれたときが終了時間の目安です。

特典会で使えるチケットの種類

  • 初めて参加するときに貰えるパンフレット
    初めて特典会に参加するときはパンフレットがもらえます。パンフレットはメンバーやスタッフが配っていることもありますし、特典会の物販エリア(長机が置いてあってスタッフが居るところ)で貰えます。

    チェキ券を買わずに無料で特典会に参加できるので最初はこれがおすすめです。長机のところで「新規です」と伝えてパンフレットを貰ってください。これが写メ券の代わりになります。期限の定めが無いのでもらった日でなくても使えます。ただしワンマンライブでは使えません。

  • 通常のチェキ券
    チェキを撮りたいときはチェキ券が必要です。物販エリアで購入可能です。チェキ券には期限がないのでまとめ買いする人もいます。詳細は以下。

    • 全メンバー共通(メンバーごとに違う券を買う必要はない)

    • サイン・交流(30秒程度)付きのチェキ券1種類のみ

    • 期限の定め無し

    • 価格は1,000円

      • 支払いは現金(クレジットカードも利用可能?)

    • 同時出し不可、1枚出しのみ(変更されることがあるかも)

      • ループは可能

  • インストアライブの特別なチェキ券
    全国のショッピングモールなどで行われるインストアライブでは、通常のチェキ券は使えず、ブロマイドやMカードの購入で、その日に限り使えるチェキ券が貰えます。(パンフレットも使えます。)

  • ファンクラブ特典のチェキ券
    特典会で他のファンの方を観察すると、チェキ券ではなくスマートフォンの画面を見せて撮影している人がいるかもしれません。これはファンクラブの1番高いプランの特典です。

  • チェキ以外
    定期ライブではチェキではなく私物サインや動画撮影をしている人がいます。これはワチャガチャという、時々販売されるランダムで入手できる特典です(1回1,000円ハズレ無し)。チェキと同様に列に並んで使う券と、全メンバーの囲みで使う券があります。囲みの場合は通常の特典会の前か後にまとめて行われます。

  • お目当て特典
    対バンやフェスでは入り口でお目当てのアイドルを聞かれることがありますが、そこで「にっぽんワチャチャ」と答えたときの特典が用意されていることがあります。最近開始されたので特典内容は変化しそうです。

特典会参加メンバー

  • 遠藤Nozomi (えんどう のぞみ)

    • ファンからの主な呼ばれ方:のぞみさん

  • 渡辺Lili (わたなべ りり)

    • ファンからの主な呼ばれ方:りりさん

  • 鈴木Mob. (すずき もぶ)

    • ファンからの主な呼ばれ方:もぶぴ

  • 中村Ame (なかむら あめ)

    • ファンからの主な呼ばれ方:あめちゃん

  • 高橋Yagura (たかはし やぐら)

    • ファンからの主な呼ばれ方:やぐら

社長とのチェキ

非公式情報ですが、チェキ券を使って社長のいっPさんとチェキを撮れるそうです。特典会の対応で忙しくなさそうなタイミングを見計らってチェキが撮れるか聞いてみると撮ってくれるかもしれません。

スタンプカード

LINEのシステムを使ったスタンプカードがあります。特典会のキャッシャーに貼り付けてあるQRコードやマネージャーが持っているQRコードを読み込むことでスタンプが貯まります。スタンプでチェキけんやTシャツと交換できます。

プレゼント

物販ブースでスタッフ経由でプレゼントを贈ることが可能です。生誕ライブではプレゼントを贈るためのボックスが用意され、そこにいれるとプレゼントを渡すことができます。誰から誰に向けてのものかわかりやすいように書いておきましょう。

にっぽんワチャチャの現在地

にっぽんワチャチャはカネもコネもない普通の女の子が「3年目の日に武道館でのライブを発表できなければ解散」を宣言して結成されました。

迎えた3周年ライブでは残念ながら武道館ライブを発表することができませんでした。しかし、活動継続を望むファンとメンバーの気持ちが一致し、泣きの1年、最後にもう一度だけ武道館を目指すことが伝えられました。

その年は東名阪Zeppツアーを開催し、大勢の観客を集めました。そして、千秋楽の Zepp Shinjuku でついに武道館ライブの開催が発表されました。現在のファンやメンバー・スタッフみんなの目標は、2025年3月31日に武道館をいっぱいにすることです。

武道館ライブの後はそれぞれがどんな道を歩んでいくのかはまだわかりません。もしかしたらメンバー同士でも話していないのかもしれません。解散するのか、継続するのか、それとも今とは違う形になるのか…。だからこそ応援するなら今しかありません。ライブに行ってみましょう。

用語

  • ワチャポ
    ワチャチャピーポー。ファンの総称

  • アメンポ (アメンボ?)
    中村Ameのファンの総称。でも鈴木Mob.が本人を指してそう呼んでいることもある。

  • リリヲ
    渡辺Liliのファンの総称

  • モブヲ
    鈴木Mob.のファンの総称

  • やぐら犬
    高橋Yaguraのファンの総称

  • のぞ民
    遠藤Nozomiのファンの総称

随時更新予定

よく現場にいるスタッフ

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