
古参MTGプレイヤーが「イジンデン」から感じる懐かしきかほり
100円ショップのダイソーが、オリジナルのトレーディングカードゲームを発売している事はご存知でしょうか。それも2種類。
1つはつい最近ニュースでも取り上げられた「蟲神器」。
そしてもう1つが今日紹介する「イジンデン」です。公式サイトはこちら↓
「イジンデン」はその名の通り、世界中の偉人をテーマにしたカードゲームで「織田信長」や「ナポレオン」、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」といった有名どころから、世界史or日本史やってないと絶対わかんなくない?みたいな人まで幅広い「イジン」が登場します。武将、軍人だけでなく学者、作家、発明家、作曲家、宗教関係者など様々なジャンルのイジンが登場し、カードに簡単な紹介文が記載されているので歴史の勉強にもなります。
ゲームのルールは比較的シンプルなもので、「イジン」を補助カードの「マホウ」や「ハイケイ(戦場に残るMTGのエンチャントのようなもの)」でサポートしながら強化し、相手のイジンを倒して直接相手プレイヤーを攻撃する事で勝利となります。また、MTGの土地のような「マリョク」のカードが存在し、戦場のマリョクの数が増えることで、コストの重いカードを使用する事ができます。
100円で買えるスターターデッキ(40枚入り! 太っ腹!)にルールカードが同梱されているのである程度のルールは把握したのですが、残念ながら身近に対戦相手はいないので今のところは時々「パックを開封する事でしか摂取できない栄養」が不足して発作が起きた時にちゃっとだけ買って開封するだけです。
さて。
何故プレイもしないカードゲームの話をしたのかというと。
実はこのイジンデンのカード、パックを開封した時の匂いが、昔MTGのパックを開けた時にした匂いと同じなのです。
最後にリアルのパックを開封したのは少なくとも10年以上前だと思いますが、匂いの記憶ってすごいもので、嗅げば同じものだとすぐわかりました。
X(Twitter)で確認したところ私と同じ感想を持つ人が何人か。
おそらく印刷に使用するインクに由来するようです。
どうもMTGのパックはどこかの段階で印刷方法が変わって開封しても昔のような香りはしないようです。
Xの人たちの記憶を信じるのならば少なくともミラージュ(1996年)〜ラヴニカへの帰還(2012年)頃までは確実にこの匂いはしていたとのこと。
この頃紙のMTGをやっていた方であの独特の匂いをまた味わいたいと思っていた方は、一度試してみてはどうでしょうか?