FontLab VI
ほんの数ヵ月前にDISASTERをアトラクション呼びしていたら、猛暑だけでなく地震に水害、大停電、大雨洪水強風波浪と次から次への観測史上最大ってホント洒落になってない。もうあと考えられるのはコレとかアレとっかっていうとまた引き寄せの法則、とかって…なりそうなのでココは書かずに伏せておくけど、いやいやナンだろうね…。その間にOSのヴァージョンアップとか、細かいアレコレがあったりとか、そんなこんなで少し間があいたけど、その間にもいろいろ細々、なんやかや作っていたのもあったりするのでとりあえずその辺ひとまとめで続きです。
で、それとは別にタイトルはナンだ? というと、なんか、あの普段700ドル近くする高価な書体作成ソフトFontLab VIが459ドル、Fontographer5(持ってる)を持ってれば229ドル、Sutadio5(持ってない)のユーザーなら199ドルという夏のバーゲンセール期間だったので衝動買い。という話。
まぁFontLabのSutadio5(持ってないけど)がmacOS Mojave関連のなんやかでもうヴァージョンアップしない、というかできない? 的な関係の救済措置かなんかかもしれないけど、そんな業界内部事情的な話は別にどうでもよくて、見た瞬間「229ドルだったらGlyphsより安いじゃん」って感じで脊椎反射でポチってしまったのだ。が、後から考えると、Glyphs持ってるのにいらないじゃん、ってなるし、それに手数料やら今の為替レート考えると大して変わらんし、Sutadio5(持ってないけど)ユーザーじゃないと取っつき難いインターフェイス、日本語のマニュアルはないどころかオンラインマニュアルしかないみたいだし、なんだかんだってこう……まあ、こういうのは後の祭りだ。ま、やっちまったのは仕方ない。こういうときは後悔も反省もしない…というのは多分大事だと思う。
で、そういうワケで畢竟GlyphisからFontLab VIへ絶讃移行中ってことに勝手になっってしまったのですよ。ホント、いや、慣れるまでが大変といっても、まぁ前にもFontographerで似たようなことになったし、なんとかなるでしょ。
というわけで、次回からFontLab VI中心に回ります。いやいや、タダでさえマイナーなFont回りなうえに、国内で誰も使ってないアプリ(失礼、だけどFontLab VIの日本語のblogって見たこと無いんだよね。知ってる人いたら教えてほしい)って……。なんだろうね。って、……いやいや、そもそも、そんなことはどうでも良くて……。一体全体どうしてこうなった。
と言うわけで、断捨離感を醸しつつ、蔵出しvariablefont
下のは、なんかで使ったImpact風のタイポに、そのとき必要無かったのでつくらなかった文字を追加(並べると追加…のときのやる気のなさが一目でわかるぐらいダメなグリフがあるのが分かる)してvariablefont化したもの。
もちろん、スライダを移動すると下の図ようにロクでもないことになる。アイデアのネタ元は勿論「東南アジアの例の街が舞台の厨二病上等のピカレスク」ってヤツだと察しは付くと思うけど(いや、つかなくても問題ないです)…できればスライダを移動させて穴が増える都度に、アノ音の効果音が欲しいところなのだが……
書体のミーンライン(真ん中の横棒)が上下するだけの普通のvariablefontに、いくつかのグリフのストロークをびろ〜んと伸ばすことのできるというこれまたいたって普通(もはやなにが普通なのかよく分からなくなっている)のvariablefont……だったのだが、どうせならストロークを伸ばす瞬間にアニメーション的なタメを入れようとした結果……
ストロークが伸びる前に1回ビヨンっとアームの落ちるactionが入る。これはこれでまぁ見ていて楽しいのだが…この無駄な作業を追加したために、4っつで済むはずだったレイヤーが
ほんの数駒のアニメーションのために意味も無く(理由はあるのだが)増えていって(上のnってなってる所)収拾が付かなくなっているところ。
FとZ、台風で飛ばされそうになっていたガントリークレーンを見て思いついた。とりあえず大文字だけは作るには作ったが、完成度に難あり、このFとZがまだマシな方ということでお察し。
JとIとO 上と同じアイデアをもう少しポップで抽象的にって感じに振ったモノ、機械のデザインに特に意味はない。複雑そうに見えるが、軸は1軸なのでレイヤーは2枚だけ、回転運動に難ありだがこのくらいの微妙な変化なら気にならないか…こちらはぼちぼちとグリフ追加中。
ということで、なんだかいろいろとりとめない感じだが一応テーマはある。後付けのように聞こえなくもないだろうが、それは「効果音があったらいいなというvariablefont」だ。fontに色が付いたりアニメーションしたりするなら音が付いててもいいよねっていう発想なんだけど、どうでしょう? なんてね。