
秋口のコンシェルジュ#26 助かったこんなポピュレーション
自分の居心地の良い人間環境ははっきり言って運だ。ただ、ある程度目が肥えてくるとうまく選別することはできる。
選んだけれども、そこの仲間に入るにはまだ何かと準備が不足することはままある。だから結局あんまり望まない世界にドリフトしてしまったなんてことは常なんじゃないかなと思っていて。
僕はどちらかといえば自分の場所は自分で作る。いやそんなの皆そうと思うのか分からないが、作っているというよりかは間口が広くてどこでも不自由ないだけなんじゃないだろうか。
話を元に戻して、僕が意図してメイキングする自分の環境には誰かがいてもいなくても構わない。孤独は辛いが1人でいることは辛くない。孤高というほどカッコいい表現まではいかない。
それでも、そんな居場所に小規模だけれど、地道に似たような人種でポピュレーションができてくると嬉しく思うことは多い。
なんならひっくり返すような話になってしまうけど、誰かがそういうとこを作ってて参加できる瞬間もありがたいと思う。
もし、自分はどこにも居場所はないと思って病むことが多いのならば足を動かせばきっとどこかにその人にとって居やすい場所はきっとあるし、作ったっていいと思う。
少なくとも僕はそんな感じで世をなんとか渡っている。