秋口のコンシェルジュ#19 おかしでおかしな家もあって欲しい
会社勤めとして日々を過ごしているとどれだけプランが予定通り進んでいるか、現実になっているかがいかに大事か思い知らされることになる。
趣味とは違って誰かの生活に影響を与えるわけだから、支払われたコストに対して全くもって応えられなかった状況を作るのは平たく言うと良くないからだ。
そんなマインドで1日の半分程度は過ごすのだから、いざ帰宅して趣味などに走るとあんまりいい時間の使い方をしなかったときは上に書いたようなことを連想してしまう。
具体的には個人的に楽しかったけれど、何か身を結ぶかというとそうではないようなことをしてしまったとき。ギターを弾いたけれど活動を活気的にするようなプレイングトレーニングは疎かになったとか。
そういうのが積み重なるとしょげてしまうが、何でもかんでも現実的に積み重なることばかりを目標にしても生き辛くなると僕は思う。
寄り道の話などなど、これまで記事にしてきたけれどこれも近い話で。
今回記事画像として出したお菓子の家はファンシーでなんだか夢がある。お腹が空いたら食べれちゃうとか、見た目が可愛いとか。一方で、家本来の住むという機能には現実的にはそぐわない。
そこだ。そこなんだ。
じゃあ現実的に住めないなら夢想したって意味がないからやめろと言われたら全くもって面白くない。
そういう、無駄ったらしくも何か人をワクワクさせるような。その日その日のちょっとした多幸感を生むようなおかしなことを蔑ろにしたくないなと思った。
というささやかな色々取り組み道中の誤魔化しなのだった。ハハハ。