夏草のひとりごと #30 その中身はSo Cool Bone
猫を被るなんていう言葉がある。
可愛い子ぶって、甘えて色々優遇してもらおうといった具合の処世術。
一方で、トカゲの皮は不気味だ。その不気味さがいいなんて声もあるけれど、いきなり現れた初手は驚くでしょう。
しかしその中身の骨格はとてつもなくカッコいい。
昔ながらの恐竜さながら。その趣を残しているように見える。
他の生物に舐められないように、それでいて実力が無い訳では無いということを主張している風に僕には見える。
中身が伴っていれば、外見はそれほど……という理屈が通らないのは分かる。ポッキーだってなんだって、美味しく無さそうだったら嫌だ。だから外面も大事だ。
骨すら美しいのは遺伝子とかで決まってるんだろうか。
環境によって取り込む酸素が違っていて、細胞の成長が変われば骨も変わるだろうに。
どうしたら骨からカッコよくなれるだろう?