
秋口のコンシェルジュ#16 街並みはちゃんと住んでる人を反映するんだなあと。
生まれも今も隣町程度くらいの引っ越しは繰り返してきたものの、県を跨いだ引っ越しは1度だけ。
一方で、国内の旅行はぼちぼちしている分地元と他所の空気の違いが徐々に分かるようにはなっている。
空気といっても物理、化学的にここから先は違うなぁというものではなく、特徴的な意味合いだ。すなわち街並み。
最近は駅前とかはチェーンのお店が立ち並ぶ訳で大して変わらないのでは?と一考したものの、どうもそういう訳じゃない。
例えば駅近くにあるけどビル内にチェーンが多いのか、平屋で構えているのが多いのか、なんてことだけでも全然違う。
それから喫煙所があるか無いかとか。
そういう小さな事の積み重ねが街並みを大きく分けている気がした。
もっと大きな違いの種類で言えば、先日亀有に寄ったら街のほとんどが医者と薬局ばかりとか。
印象としては恐らく人口密度の高い東京であるのと同時に昔から長く住む人の多さから年齢層が高いために医療関連の施設が多いのではないかと考えた。
地元に関してははっきりとは伏せるがクリーンに整えている割には少し裏に出れば風俗がぽつぽつと、なんて感じで人間の本音と建前みたいな姿があって、特に住んでいる僕からすると皆そんな感じするなと想いに耽った。
と、いう調子でどこに行ってもそんな違いを勝手に楽しんでいる次第で、街並みはちゃんと住んでる人が作るものなんだなという話。
数十年経っても変わらないと思うなぁ。