くるくるあくる日ひとことくる日 #29 気難しさと思いやり
今晩も引き続き新しい家族のお世話(ハムスター)の買い出しだのなんだのでドタバタと更新が遅れてしまった。
写真のお酒はまったりしている的なアピールである。
秋限定らしく、美味しい。
そんな最中でも何を書こうかなあとは考えていた訳だけれど、自分の中でこれって未だに答え出ていないな――考えがまとまってないなというテーマにしようと思った。
それが、タイトルにあるように、気難しさと思いやりだ。
気難しさとは、対象の御機嫌が理屈通りではないという感覚が近いのではないか(あえて辞書ではこう言われてるといった定義はしない。それをしたところで感覚的な本質を共有できない)。
例えば、喜ぶと思って買ってきたケーキを見て、思ったよりも反応が薄かった。でも、食べはした。美味しい?って聞くと美味しいよと返ってくる。
そうなるときっと買ってきた側はあれ、あんま嬉しくなかったかな?と考え始める。判断に悩むのは、相手が美味しいと言ってくれたからだろう。
美味しいってことは喜んでくれたってことかな、みたいなね。
実際はなんとなくそのケーキの気分じゃなかったとか、実はダイエットを決意した日だったとかが理由としてはあるだろう。
こんなことが一度や二度ならそら人間そんなものだとなるけど、毎度続くと漏れなく気難しい人認定な気がしている。
誰しもなのか――少なくとも自分は両方の立場をしょっちゅう経験してる。面倒な人だなと自分でも思う。
それでもめげずに、何か最近噛み合わないから自分が変かも、思いやりになってないかもみたいな? そんな自省をしてみたり、反対に自分が敏感過ぎかもとか。
流石にずっと考えていると生きてられないのである程度適当。
けれどもこういうことについて未だにどうしたらもっとよりよいコミュニケーションが取れるかなんてことは曖昧だ。
なんだかややこしいことを考えていますなァと思うかもしれないが、このきっかけは人間では無くハムスターという……。
お迎えしてから数日は教本なりショップの人の言う通り、お水とエサやりと決めていて、生存確認程度に朝・晩だけ篭り部屋を覗いてみたのだけれどどうもよく分からない。分からないというのは、生きているからよかったーと小屋を閉めようとするとこちらに手を伸ばしてアピールしてくるのだ。
いやいや、流石にたまたまだろうと昨日から思っているんだけれど、やっぱり寂しそうな顔でこっちにジャンプしたり、カゴにシーツをかけてあげているのに外が見えるところばかりにポジションを取って僕を見ている。
そんな経緯で夕・夜にかけてまだ晩飯時じゃない頃だからエサは出さないつもりだったのだけれど、小屋を覗いたら床材の紙(かじったり食べても平気なやつ)をムシャムシャしていたのでおいおい、と思ってキャベツを少し手であげてしまった。
幸い喜んで食べてくれたように見えたけれど、どうなんだろう。可愛かったけれど少し後悔(数日後って決めてたからね)。
その後、多少興味を持ってくれたのかなと思って様子を見てたらちょっと怖がるような顔もしていて。
うーん、複雑。気難しい……。
ま、好奇心と環境の変化だろうと思うことにした。
これからうまくやっていけるといいな(ほぼハムスター日記になってしまった。すみません)。