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SAKANAQUARIUM 2024 “turn”が最高だった話(ネタバレ有り)

皆さんおはこんばんにちは。ソラデレラという者です。

今回は、6/16に行ったサカナクションのライブ「SAKANAQUARIUM 2024 “turn”」に参戦した時の事を書こうと思います。拙い分にはなりますがどうぞご覧下さい。

⚠今回の記事はセトリや演出などについても書いていますので、これから参戦する方や内容を知りたくないという方はご注意ください。


1.開演前の話

今回僕が行った公演は名古屋の「ポートメッセなごや」という所で、僕は埼玉県民なので夜行バスに乗って移動。

そうこうしていると遂に名古屋駅に到着。
まだ時間が早かったので辺りをブラブラしていると駅にも魚民と思われる方が数人ほど見かけました。自分の同じ魚民の人を見かけるとなんだか嬉しくなった気がしました。
そして、朝ごはん兼昼ごはんとして名古屋名物「きしめん」を食べ、いざ会場へ。

あおなみ線に乗り、金城ふ頭駅で下車し、今回の会場であるポートメッセなごやと遂にご対面。

今回、ポートメッセなごやの敷地内にある第2展示館という所ではグッズ販売やフォトスポットなどのブースがあります。
しかし、開演前はグッズ販売とフォトスポットを利用するには整理券が必要です。
展示館の入口前には最初の時間枠の整理番号を取得している方による列が出来ていました。僕も最初の時間枠の整理番号だったのですぐさま列へ。
そして時間になり、整理券を見せて展示館の中に入ると、中は涼しく、サカナクションの曲も数曲流れていて、それだけで僕のテンションはもう爆上がりでした。

そうしてグッズ販売は自分の整理番号まで呼ばれブースに行き、マフラータオルを買いました。個人的に今回のタオルの白と青のグラデーションめちゃくちゃ好きです。

グッズを買った後は、展示館に入るまで並んだ時に取ったフォトスポットの整理券も有効になっていたので、早速フォトスポットに行きました。
今回は僕1人でライブに行ったのですが、1人で来た方でもスタッフさんが写真を撮ってくださるので、1人参戦の方も安心してフォトブースを利用する事が出来ます。
因みに、スタッフさんが写真を撮る時の掛け声が「はい サカナクション♪」で、そこがちょっと面白かったです(笑)

 フォトスポット1枚目
フォトスポット2枚目


そうしているとあっという間に時間は過ぎ、いよいよ入場時間に。

「いよいよ生でサカナクションが聞けるんだ…!」と、心を奮わせながら会場内に入り、そこから更にチケットで指定されていたブロックに入ると、なんとそのブロックの2列目に立つことが出来ました。
僕はA席のチケットを買ったので会場として見ると後ろの方ではあるのですが、それでもステージは良く見えたので心底嬉しかったです(泣)
会場内には去年リリースされたリアレンジアルバムに収録されている曲が流れていたので、始まるまで退屈する事もありませんでした。

2.ライブ中

開園予定時間より少し遅れましたが、会場内が暗くなり、ついに待ちに待ったライブがスタート。

最初は会場内に雨の音がポツポツと…そして次第に雷の音がゴロゴロ…と鳴り出し、しばらくすると、メンバーの歌声が響き渡りました。

「アメ フルヨル」

そうです。記念すべきturn開幕の曲はAme(B)です。
Ame(B)は今から15年前に出てる曲だし、ライブでも2017年の多分、風。ツアー以降歌ってないので、生で聴けた嬉しさとAme(B)を披露という驚きでいっぱいでした。

そうしてAme(B)が終わり、次は陽炎へ。
陽炎のイントロでステージ後ろのスクリーンに堂々と書かれた「サカナクション復活」の文字が映し出されました。
それを見た瞬間、「ついにサカナクションとして帰ってきたんだな…」と改めて実感しました。

その後もアイデンティティ→ルーキー→Aoi→プラトーと、前半は盛り上がりまくりました。

中盤はユリイカから始まり、流線へと続きましたが、流線の途中の力強い演奏は、生で聴いていてとても惹かれました。
そして流線が終わり、ナイロンの糸→ネプトゥーヌス→ボイル→ホーリーダンスと披露されていきました。ホーリーダンスはサカナクションの中でベスト3には入るぐらい大好きな曲なので、生で聴けてとても嬉しかったです。
そうしてホーリーダンスからメンバーによる歌無しの演奏に繋がり、ここで僕含め皆は自分のステップで自由に踊りました。演奏が盛り上がったところで会場内は一気に暗転し、その直後またメンバーの声が響き渡りました。

「気まぐれな君の色 部屋に吹くぬるいその色
壁が鳴り痺れるチェロ すぐに忘れてしまうだろう」

この歌詞は正しく『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』なんですが、今回披露されたのはまさかのSAKANAQUARIUM 2013に披露されたRemixバージョン!
これまた生で聴けるとは思ってもみなかったので、テンション爆上がりで踊りました。
バッハの次は、SAKANAQUARIUM 2013の時と同じくネイティブダンサーへと繋がりました。ネイティブダンサーもまた、SAKANAQUARIUM 2013で披露された時と同じようなアレンジが施されていました。
さて、SAKANAQUARIUM 2013の時であれば、ネイティブダンサーのラスサビでバンド形態へと戻るのですが、今回はラスサビでもDJトップ形態のまま。
そしてネイティブダンサーをひと通り歌い終えてもまだ音は続き、そこからだんだんとある曲を思わせる音が鳴り出していきました。

そして来ました。サカナクションの名曲のうちの1曲である「ミュージック」が。
ミュージックもすごく大好きな曲なので、大爆音で聴くことが出来てとても嬉しかったです。
そして「ナイテイタ ナイテイタカラ」でステージは暗転し、しばらくした後の一郎さんの「行くぞぉー!」でバンド形態に戻りました。

ミュージックが終わると、次はショック!へ。
ショックのサビでみんなショックダンスするかと思いきや、意外にも僕の周りにいた人はショックダンスした人は少なかったです。他のブロックにいた人はみんなショックダンスしていたのでしょうか…?
しかし、ラスサビでは周りの人も皆ニョッキッキダンスをしてました。無論僕もしましたよ。

ショック!が終わり次はモスへ。アダプトライブの時も同じ流れだったので、恐らくショック!〜モスの流れはこれからのライブでも定番になるのでしょう。

モスが終わると、サカナクションの中で1番世間に知れ渡っており、ライブやフェスでは絶対外せない新宝島が始まりました。
以前一郎さんが配信で「新宝島の最後の部分歌って欲しい」という風に仰っていましたが、皆しっかり歌ってました。僕も歌いました。

そして次の忘れられないのでライブ本編は終了。

アンコールでは、一郎さんが中日ドラゴンズのユニフォームを着て登場しました。

中日ドラゴンズとは、名古屋に拠点を置く野球球団で、一郎さんはその中日ドラゴンズの大ファン。
2019年のアリーナツアーの名古屋公演で中日ドラゴンズの名を口にしていたし、前回の蜃気楼ツアーの名古屋公演でも公式𝕏で「中日ドラゴンズ愛もお届けさせていただきました」という風にポストしていたので、今回も中日ドラゴンズの話題出すだろうなと思っていたら、案の定(笑)
MCでバリバリ中日ドラゴンズの選手などの話をし出し、野球全く僕はポカンとしておりました(笑)

そして一郎さんが着ていたユニフォームには、元中日ドラゴンズの山本昌さんによる直筆サイン入り。そして驚く事に山本昌さんが実際にライブに来ていました。スクリーンにも山本昌さんが映し出されました。

そうしてMCが進むと、夜の踊り子の演奏が始まりました。ステージ上には舞子さんが登場していたのを見て、映像で何度も見ていた光景が実際に見れて1人で勝手に感動しました。

そして演奏が終わると、今年でデビュー17周年という話になり、デビューアルバム「GO TO THE FUTURE」に収録されている白波トップウォーターが披露されました。
最初は静かでありながら、段々と音が盛り上がっていく様子は、生で聴いていて圧巻でした。

曲を披露し終えると、一郎さんの病気の話に。

2022年の6月からうつ病を患った事により活動休止をしていましたが、当時の話を聞いていて、その時の一郎さんが背負っていた苦悩や苦しい思いはもちろん、一郎さんが放った「ここに来るまでみんな1人1人ストーリーがあると思う」「変わらないまま変わっていく」など、一郎さん1つ1つの言葉がひしひしと身に染みました。

そしてそこから最後の曲となるシャンディガフを披露。
シャンディガフは一郎さんが蜃気楼ツアーの時でも5人で演奏したい曲と言っていたので、バンドとして帰ってきてついに5人で披露されたシャンディガフを聴いて、とても感慨深いものを感じました。シャンディガフは元々大好きな曲ですが、生で聴いて更に大好きな曲になりました。

そうしてシャンディガフが終わり、メンバー全員が前に来て、マイク無しによる一郎さんの「ありがとうございました!」の声でライブは終了。

ライブ終演後の様子。

3.感想

まずライブ全体としての感想は「最高」の一言に尽きます。
僕は前回の蜃気楼ツアーで初めて生で一郎さんの歌声を堪能したのですが、「サカナクション」としてのライブに行くのは今回が初。
バンドとしてのライブは勿論凄く良かったし、演出も見ていてとても惹かれたし、そして忘れてはならないのが今回のサウンドシステム。

今回のライブには「speaker+」というサウンドシステムが導入されており、通常のライブよりスピーカー数を増やして音響的な死角を減らし、より良い音響状態で尚且つ大爆音でライブを堪能することが出来る事が出来ます。
ただ単に大爆音と聴くと耳への負担が心配されると思いますが、驚く事に終演後でも耳の疲れを感じる事は全くありませんでした。(これは個人差も出てくると思いますが…。)流石音に異常な程のこだわりを持つチームサカナクションです。

そしてMCの時の一郎さんの話を振り返って改めて、サカナクションを知った事、好きになった事は奇跡だなと感じ、これからもサカナクションの事をずっと応援していきたいと心の底から強く思いました。

僕は7/10のぴあアリーナ公演にまた参戦しますが、こんな最高なライブをまた体験出来るのが本当に嬉しく思います。次回も思いっきり楽しみたいと思います。

4.最後に

今回は長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
最後に今回のライブセトリをまとめを載せて締めようと思います。

それではまた。時間のnoteでお会いしましょう。

 セットリスト(名古屋2日目)
1.Ame(B)
2.陽炎
3.アイデンティティ
4.ルーキー
5.Aoi
6.プラトー
7.ユリイカ
8.流線
9.ナイロンの糸
10.ネプトゥーヌス
11.ボイル
12.ホーリーダンス
13.『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』(2013              Ver.)
14.ネイティブダンサー(2013Ver.)
15.ミュージック
16.ショック!
17.モス
18.新宝島
19.忘れられないの
-encore-
20.夜の踊り子
21.白波トップウォーター
22シャンディガフ


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