PTAの仕事を削減、簡素化して負担を減らしていく過程を話そう
こんにちは。WebライターをしながらPTA本部役員をしているゆうおです。
PTA本部役員になってみたはいいものの、あまりの仕事量の多さにビックリしていませんか?
PTAの仕事を減らしたいけど、そもそも具体的にイメージがわかない、反対されるかもしれないと考える人に実例をご紹介します。
保護者の負担を減らしてPTAのお仕事も減らしてスッキリさせるために進めているもの、実現したことをサクッとまとめました。
PTAをせっかくやるなら楽しんだもの勝ちですよ。
PTA役員希望者が集まらない!PTAをスッキリ化はまぬがれないゾ
PTA役員…次年度役員が決まるまでは毎年ユーウツ。
スムーズに集まらないのでやってくれそうな人に声かけ。プレッシャーに耐えきれない保護者数名が首をタテに降ってくれて無事?役員探しが終わる。
はっきりいって、ムダ!なぜ、決まった人数が必要なんでしょう。
疑問を抱いた私たちPTA本部役員は、あえて募集人数が集まらなかったときのシチュエーションをすることにしました。
そこで、見えてきたのはムダな作業や保護者に無理をさせてるとしか思えない活動のアレコレ。ひとつずつ、無駄を減らしてスッキリさせる計画をたてました。
PTAの簡素化を考えるその1:保護者の強制負担を減らす
各学校により、その名称や役割は異なりますが、本部役員やクラス委員に選出されていない保護者は、お手伝いの名のもとにさまざまなイベントに駆り出されることがあります。
俗にいう下働きですかね。運動会で来賓を誘導したり、地域の清掃に参加したり。
実はお手伝いの割り振りも役員の悩みのタネだったのでやめちゃいました。すると、不要なイベントや仕事がPTAから離れていき、負担が減る嬉しい結果に。
・役員で回らない行事は、ボランティアとして保護者の中から有志を募る。
・集まらない場合はそのイベント自体を中止するか、学校側で人員を用意してもらう。◀学校で用意してもらうのは、運動会や学芸会など学校主催のイベントに限ります。
上記により、学校外でおこなういくつかの地域貢献イベントには参加しない結果が生まれました。
その2:オンラインサービスをつかう、IT強化を目指す
PTAからのお知らせだ、やれ〇〇イベントのお知らせだと年間にするとかなりの枚数が配られるPTAからのおたより。
配布物をオンラインで確認できるようにすることで、印刷や配布の手間が省けるように。
もちろん、紙のお手紙を希望する方には別途お渡ししますが、ウン100枚の手間に比べたら…雲泥の差!
そして、次年度でめざしているのがIT関連の強化。好きなときに必要な情報だけを得られるような仕組みを模索中です。
その3:イベントを中止しても代替案を出さない
コロナ禍により、学校に限らず地域や社会でもさまざまなイベントが中止になりました。
PTAから代替案は出さず、かわりに、イベントや行事を進めたい有志を積極的にフォローすることに。
このご時世、いろいろ話はあるもののまた現実にはなってないんですけどね。
代わりのイベントをPTAで計画しなかったのにはいくつかの理由があります。
・承認に時間がかかる
・コロナ禍で準備しても途中で中止になる可能性もある
・そもそも集まって話をする状況ではない
・これ以上イベントは増やしたくない
大きかったのは最後の理由ですね。でも子どもたちのために何かはしてあげたい。
そこで生まれたのが有志イベントのシステム。来年度は規模はどうあれ、いくつかのイベントの実施を目指しています!
PTAが縮小化していく中でできることを探した結果
PTAの仕事や負担を減らしつつも、子供たちのためにできることをしたい。無理しないスタンスでPTA役員の仕事を進めています。
共働き、核家族、周囲との関わり時代の流れとともにPTAの役割も少しづつ変化。
必要だから無理して人を集める姿勢のままでは、毎年集まらない新規PTA役員候補に頭を抱えるだけ。
役員や保護者の都合を最優先することがこの先PTAが継続していくのに必要なことではないかと考えています。