補助金活用リアル体験談!南魚沼市の補助金一覧
私が新築時とリフォーム時に補助金を受けたリアル体験談
私が家を新築した際、お願いした工務店さんから
「越後杉補助金を使いませんか?」と提案があり、南魚沼市の住宅補助金制度を活用することになりました。
実際に55万5555円の補助金を受けることができ、大変助かりました。
(越後杉補助金とは、私が新築した当時にあった南魚沼市独自の補助金制度です)
また、家を建てた後に天井の断熱材を追加する必要を感じました。
設計段階では天井断熱の重要性を十分に理解していなかったため、後から追加したくなったのです。
この際も、新築時と同じ工務店さんにお願いし、R6年(2024年)にもある補助金「みんな住マイル改修補助金」を使わせていただき(実際に使ったのはR2年かR3年の頃です)、天井の断熱材を追加することができました。
具体的な補助金額は記憶していませんが、子育て世帯ということで補助が適用されました。
どちらも申請に関しては工務店さんにかなりの部分をフォローして頂けました。
補助金に関しては工務店さんが詳しいので、新築やリフォームの際に
「こう(新築もしくはリフォーム)したいんですけど何か使える補助金ありませんか?」
と聞けば、教えてくれるかと思います。
新潟県南魚沼市で利用可能な家づくりの補助金(2024年11月現在)
南魚沼市では、新築やリフォームを行う際に活用できるさまざまな補助金が提供されています。
ここでは、補助金ごとに具体的な内容、申請の流れ、適用例などを紹介し、補助金制度を最大限に活用していくためのポイントについても触れていきます。
1. 南魚沼の木で家づくり事業
内容:
南魚沼市では、地域産業の活性化を目的として、南魚沼市産の「杉」を使った家づくりに補助金が支給されます。
地元で育った木材を利用することで、地域の資源を活かし、自然と調和した家づくりが可能になります。
補助額:
木材購入費の1/3(最大50万円)
具体例:
たとえば、南魚沼産の杉材を使って新築することで、補助金を活用しながら建材費を抑えることができます。
さらに、地元の木を使った家は、地域とのつながりを感じられるだけでなく、地元経済への貢献にもつながります。
エコで安心な住まいを希望する方にとって、この補助金は大きなメリットです。
南魚沼の木で家づくり事業
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/1185.html
2. 克雪すまいづくり支援事業
内容:
南魚沼市は豪雪地帯であり、冬の積雪による暮らしの負担が大きい地域です。
この補助金は、融雪設備や耐雪構造を導入した住宅に対して支給され、雪かきや雪下ろしの負担を軽減することを目的としています。
補助額:
融雪や耐雪設備費用の17.6%(最大44万円)
具体例:
冬になると毎日の雪かきが大変な場合、屋根に融雪設備を設置することで手間を軽減できます。
この補助金を活用すれば、雪国ならではの生活の負担が大きく減り、特に高齢の方や雪かきが難しい家庭にとって非常に助かる制度です。
こうした設備導入には費用がかかりますが、補助金でコストを抑えられるため、積雪対策を検討している方におすすめです。
克雪住宅・宅地等消雪設備の補助制度
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/1049.html
3. 中古住宅リフォーム補助金
内容:
市内の中古住宅を購入してリフォームを行う場合、この補助金が活用できます。
500万円以上のリフォームが対象で、市内の空き家対策としても役立つ制度です。
補助額:
最大100万円(県外からの移住者にはさらに加算あり)
具体例:
例えば、県外から南魚沼市に移住し、中古住宅を購入してリフォームする場合、さらに10万円が加算されます。
この補助金を利用することで、リフォーム費用を抑えながら快適で住みやすい家を実現できます。
新築よりも手ごろな価格で住宅を整えることができるため、移住を考えている方やリフォームで理想の家を手に入れたい方に最適です。
中古住宅リフォーム補助金
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/28335.html
4. 耐震診断・耐震改修補助金
内容:
地震が多い日本では、住宅の耐震性が非常に重要です。
この補助金は、古い木造住宅に対して耐震診断や耐震改修を行う際に支給され、地震への備えをサポートします。
補助額:
耐震診断:8万円
耐震改修:工事費の1/3(最大65万円)
具体例:
築年数の古い木造住宅に住んでいる方で、耐震性に不安がある場合、この補助金を利用して耐震工事を行うことができます。
例えば、基礎部分の補強や、柱の強化といった工事を行う際に補助が適用され、安心して暮らせる住まいに改修が可能です。
木造住宅の耐震診断・耐震改修・除却支援事業
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/28546.html
5. みんな住マイル改修補助金
内容:
住宅のリフォームを行う際に利用できる補助金で、特に子育て世帯やバリアフリー対応を希望する家庭に優遇があります。
補助額:
一般世帯:10万円
子育て世帯:15万円
さらに、階段昇降機の設置には追加で10万円
具体例:
段差をなくしたり、昇降機を設置するなどのバリアフリー工事を検討している家庭には大変便利です。
例えば、小さなお子様がいる家庭では、転倒を防ぐための段差解消工事を行ったり、高齢者の親と同居する家庭では昇降機を設置するなどして、安心で快適な生活環境を整えることができます。
「みんな住マイル」改修補助金
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/1046.html
6. 結婚新生活支援事業補助金
内容:
新婚世帯が住宅の購入やリフォームを行う際に活用できる補助金です。
結婚生活をスタートする若い夫婦にとっては、大きな助けとなる制度です。
補助額:
工事費用の100%(上限60万円)
具体例:
新婚の二人が新しい住まいを購入する際、リフォームも含めて補助金を受けることができます。
たとえば、部屋を改装して子ども部屋を用意したり、キッチンや浴室を使いやすいようにリフォームする際に、この補助金が活用できます。
令和6年度南魚沼市結婚新生活支援事業補助金
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/46640.html
7. 太陽光発電設備設置費補助金
内容:
電気代の削減や環境への配慮を目的として、太陽光発電パネルの設置に対する補助金が用意されています。
自然エネルギーを利用した環境に優しい家づくりを支援します。
補助額:
太陽光発電設備:1kwあたり7万円(上限額66.5万円)
定置型蓄電池:補助対象経費の1/3(上限額20万円)
具体例:
家庭の屋根に太陽光パネルを
設置することで、電気代の節約が見込めます。
環境にも優しく、電力自給もできるため、エコ志向の方に適した補助金です。
令和6年度太陽光発電設備設置費補助金
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/57071.html
8. 省エネエアコン普及促進補助金
内容:
省エネ性能の高いエアコンの設置を支援する補助金で、電気代の節約と環境への配慮が目的です。
高性能なエアコンに切り替えたい方におすすめです。
補助額:
製品代の5分の1または下記の上限額のうちいずれか低い金額
市内に本社が有る市内店舗で購入:5万円
市内に本社が無い市内店舗で購入:3万円
具体例:
例えば、古いエアコンを省エネ性の高いモデルに変更することで、毎月の光熱費を大幅に削減できます。
また、冷暖房効率が向上し、室内の快適さが増します。
環境にもやさしい選択です。
省エネエアコン普及促進補助金
https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/docs/57070.html
補助金利用のポイント
申請手続き:
補助金は、工事開始前に申請が必要です。
工事完了後では補助が受けられないため、申請タイミングには注意しましょう。申請条件:
南魚沼市に住所があり、市内の業者と契約することが条件となることが多いです。
必要書類として、納税証明書や住民票などが求められます。事前確認:
市役所や地域の支所で事前に確認をし、必要な手続きを進めると安心です。
注意事項と今後の見込み
一部の補助金は既に受付を終了している場合もあるため、各補助金の最新の申請受付状況は、市役所や公式サイトで確認することが大切です。
令和7年(2025年)にも同様の補助金制度が継続される可能性があるため、補助金の利用を検討している方は、定期的に最新情報をチェックしておくと良いでしょう。
こうした補助金を上手に活用し、家づくりやリフォームにかかる費用を抑え、安心で快適な住まいを整えることが可能です。
地域の支援制度を活用して、ご家族に最適な住まいを実現しましょう。