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楽しかった照明選びと『不満×満足』で取ったバランス

我が家の照明は大半を引っ掛けシーリングにした。
そして暮らし始めてから状況を観察しつつ、いいなと思える照明をゆっくりと選ぶ事にしたのだ。

明るい家を希望しながら窓を減らしたのは、考え方を切り替えた為。
SNSを見ていたら暗さがあるからこそ明かりの良さも活きるみたいな考えで素敵空間を作り出す方々がいた。
それらをきっかけに、暗さを上回る心躍る照明等を丁寧に探して配置していったその先には、見事お気に入りの場所となって、抱く印象を逆転させられる気もしてきていた。
それに自分で交換可能な設備なら気軽に何度も楽しめそうでワクワクした。


1.暗闇×静かに灯す映え電球

お洒落なグレー電球は絶対使ってみたかった。
電球の明るさは弱め飾り要素の高いモノらしい。

グレー電球とポルカ レトンブラケット

ところで家づくり当時、このポルカ レトンブラケットという照明が流行っていた。
私も憧れて、玄関ドアを開けたら即目に入る位置に設置したかった。
流行りはいつか廃れるけれどその時期に建てたんだという雰囲気が残るアイテムがあっても素敵だなと思えた。
しかし残念ながら夢叶わず…w
妥協案として、暗がりゾーンへの何処の出入口からも目に入る絶妙な位置に引っ掛けシーリングを設置。
似た雰囲気を醸すペンダントランプでグレー電球をぶら下げた。
すると、暗がりの雰囲気よりも断然素敵な照明しか目に入らないではないか!
おぉ!まるでお洒落空間
とてもいい具合になった。

2.面倒×魅惑のシューズクローク

我が家には通り抜けタイプのシューズクロークがある。
勝負の別れ目は日々通り抜けて活用できるかどうからしい。
なので、わざわざ通り抜けたくなる様な、家族以外でもつい覗きたくなる様な素敵空間に仕立てるべく、されどプライベートエリアだという主張も程良く出したいが為にほぼ白い壁紙ばかりな中でシュークロ内は紺色の壁紙を選んでみた。
するとかっこよく引き締まった空間に。
お洒落でワクワクする様な隠し部屋感が醸し出せた。
更なる格上げを狙いシャンデリアちっくな贅沢な輝きを纏った小振りの照明を設置した。
ご機嫌で通り抜けたくなる大成功な出来栄えだ✨

3.暗さ×人感センサー+α

暗めな場所の照明は全て人感センサーにしてみた。
近づけば勝手に点灯する。
そうすると暗いという体感など消滅してしまった。
何より楽ちん
更に照明色が変更可能なだけでなく、風が出せたり、除菌できたり、今は種々様々な便利機能を搭載した照明が沢山あった。
その場所に最適な機能を持つ照明をじっくり選べて楽しかったし、各々が独自機能を発揮しながら活躍中だ。
ただ自由に責任はつきもの
念には念をと、心配性な私は在宅時のみ点灯という独自ルールの元安全第一で使用している攻め気のチョイスをした個性派照明もあったりするw

4.窓無し寝室×シアタールーム

各部屋の扉を全開放すれば大きなワンフロアになる。
なので、思い切って窓なしにした寝室。
その代わり寝室の大きな壁1面をプロジェクター用の壁紙にした。
嬉しい事に他の壁紙との差異も見分けにくく悪目出立ちしなかった。
そして照明兼プロジェクターのAladdinXを設置した。
機器の進化は未知数だから、今融通を効かせて使える様にと、今後どうなろうが何かしら活用できる様にと、ここは直付ダクトレールにした。
設置するからには100インチ投影も絶対に叶えたかった。
この作戦は私の想像上では完璧だったが、実作業での不安要素がどうしてもある様子だった為ドキドキだった。
現場で会えた大工さんらに「この部屋はこういう狙いなんです!」と可能な限りアピールしつつ、計算通りに事が運ぶ様に切に願いながら完成を待ったw
その甲斐もあってか、暗さを逆手に取ったホームシアター作戦が大成功した喜びはかなり大きかった✨

5.停電×防災電球

ソーラーパネル無しの家なので、停電対策もしたかった。
いつでもランプtsuita

この電球をここが点けば安心と思える場所で使いたかった。
災害等不安が渦巻く状況で明かりがある心強さは大きい。
ただ、機能重視系でお洒落さに欠けていた為、斬新で目を惹くペンダントランプに取り付ける事で解決した。

6.固定×変動

夫は寝る時真っ暗くしたいタイプらしい。
私は少し明るい方が落ち着くがそこは譲っている。
故に、夜間に静々と動き回る場面を想定して、夫の睡眠の妨げにならない足元灯が欲しかった。
当初は人感センサー付きの固定式照明器具の設置をイメージしたが、コンセントに挿して使える移設可能タイプもあると知った。
試してみたら手放せなくなる程良かった。
その一方で、とにかくコンセントの位置と向きが要だった。
なのでそれらも想定したコンセント位置には気を配った。
万一不要になろうとて残るは単なるコンセント。
何ら差し支えない。

7.暗くなるだろう×実は明るかった

ところで、ここまで暗い暗いと話しておいて今更になるが、実はそもそも案外暗くはならなかったのだw
これぞプロの皆様のお力なのだろう。
色々な選択肢の積み重ねで可能な限り明るい室内を志す結果、素人考えだと家の壁2面が窓無しだなんて陰気な家になるとしか思えなかったのに、完成してみたら予想に反してとても明るい家で嬉しい驚きだった。

既に購入していた光を取り込み易いレースカーテンもつけたら、逆に眩し過ぎて困った位だw
窓際でもない場所に置いてあるフィギュアを乗せたソーラーパネルの回転テーブルが太陽光だけで回っているのだからw

玄関も、ホームメーカーさんが「コレ一択ですね」と推した細いガラス付き玄関ドアにした。
私は防犯面からガラスを疎んだものの、珍しく強めに推された為ならば専門家の助言は信じるべし、と。
すると「え!?ここまで!?」と驚く様な奥まった場所にまで季節によってあちこちに光は入り込み、驚きまくっている。
こんなにちょっぴりの硝子なのに凄いもんだわ。
防犯面も、今時は優れた仕組みで作られていて安心だった。

数少ない窓から差し込む光がそれぞれ予想を上回り、結果暗いと思っていたのに明るい家となって喜ばしい誤算だった。
天気が悪くて余程薄暗い日に、いよいよ暗がりを計算した照明達の能力が『今こそ!』とばかりに発揮されている。

8.古い×予想外の活躍

予想外の活躍を見せている照明がある。
見出し画像の様なスタイリッシュな照明に買い替えるつもりだったシーリングライト。
もうだいぶ長く使っていて古クサイし、知らぬ間に入り込む虫が嫌だった。
なのに、今は逆に殺虫剤を使わずとも夜間そこだけを常夜灯にしておくと、暑い季節に不用意に屋内に入り込んだ小さな虫達の収集器と化し、それがとても便利過ぎて捨てられなくなってしまったのだw
水槽があって殺虫剤が使えない我が家故の素晴らしい便利機能だ。

9.高価×有名メーカーの安定力

1ヶ所だけホームメーカーさんに依頼した照明もある。
玄関の人感センサー付き照明だ。
屋外照明は難しかったのでお任せして正解だった。
確かパナソニック製品で、流石だなと感じる光っぷりによく見惚れている。
暗くなると自動で穏やかに灯って、近寄ると優しくふんわりとなのにしっかりはっきり明るくなる感じは流石
天井埋込型で掃除不要。
盗難も容易ではなかろうから心配無用。
雨風で割れる心配も無しで楽だ。
自分で交換できないとはいえ、ハイクオリティで大満足。

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