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自動運転神話の未来のついて考えた!①<技術的壁「正確な現在地」> ~元自動運転の開発に携わった者として~

皆さん、こんにちは!
UNZANです。
数あるSNSの中から、UNZANの記事を選んでいただき感謝です。
少しでも読みやすく、皆さんのプラスになることを発信する為に精進していきます!

先ほど、tweet済みの記事の話です。
タイトルにあるように、元自動運転の開発に携わった者としてのリアルをお伝えしたいと思います。

<UNZANと自動運転の開発との関係>

初めて、UNZANの投稿を読んでいただく方に向けて少し自己紹介も兼ねて、自動運転の関わりについてお話したいと思います。
UNZANは、23年間トヨタ自動車の技術開発部の中で、テストドライバー(評価ドライバー)として勤務に従事しました。
最初の20年間は、型式認定に関わる業務で
「自動車の分解整備」
「テストドライバーとしての技術向上」
「自動車の法律」
「トヨタ生産方式」
について、熟成させていった期間であります。

そして最後の3年間は、
「被害軽減ブレーキ(俗にゆう自動ブレーキ)」
「自動運転」
「電子ミラー」
の開発に携わることができました。

自動運転の試作車を作ったり、運転したりと色々な経験をさせていただきました。


<結論! 自動運転って実用化するの?>

完全な自動運転が、実用化されるのは私が生きてる間ではないと思っています。
私は現在40代前半のおじさんです。
1日も早く、完全な自動運転の車を所有したいと思っています。
社会的にも、完全な自動運転の車両が導き出す豊かな生活は、かけがえのないものとなるでしょう。

しかしそこには、越えなければいけない
「技術的壁」
「法律的壁」
そして「世論の壁」
があります。

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