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センモとドクモの関係性。
かなり以前に「カリモ、センモ、ドクモ」というエッセイを書いたことがある。
現在はJCになったちゃっかりがJSだった頃、ファッション雑誌「JSガール」にハマっていた時期のことを書いたのだった。
カリスマモデル、専属モデル、読者モデルというオシャレ好きのJSたちの心を掴む手段としてオシャレ女子の「カースト制」なるものを大人たちが作り出したもののようだったが、昔からJJやCANCANの読者モデルはいたから、対象者を大学生から小学生に引き下げただけなのだろう。
読者モデルという自分たちにとって「身近な存在」は親しみを持ちやすく手が届きそうな人というのがJSたちにも受け入れられやすかったのだと思う。
当時人気のあるドクモに熱を上げていたちゃっかりは、意識して好きなドクモの着ているファッションやカバンを参考にしながら女子力を磨いていた。
「ちゃっかりだってドクモになれるかも‼︎」
これこそが大きな購読者を得る呼び水であり、少子化が進む現代で生き残りをかける子ども服ブランドにとっても、かなりオイシイ効率の良いマーケティングなのだと思う。
ドクモは一般消費者の購買意欲を刺激しながら大きな経済効果をもたらし、オシャレ好きな少女たちに対しては「夢」を与えるのだから双方がハッピーな状態であり、これを考えだした人はちゃっかりしているなと思うが、大成功だったのだと思う。
ところでここnoteはどうだろう?
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