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地方移住「想定外だったこと」 光熱費編



地方に移住して約2ヶ月が経ちました。

よくも悪くも想定外だったこと、
これから移住する人に知っておくといい点
気をつけたほうがいい点、
を共有できたらなと、ここに書き留めます。

(*私個人の感想ですのでご参考までに。。)


まず簡単に移住までの経緯ですが、、

私は生まれも育ちも3都市内、
しかし都会すぎず、
街と田舎の間のような場所でずっと暮らしていました。

小さい頃から自然が好きでいつか地方に移住したいと
一種の憧れのようなものを持って、
移住について情報を収集。
そして仕事が決まりついに移住したのが昨年12月でした。

((移住のタイミングは仕事の都合に合わせざるを得ず、
(元々寒さに弱いため、春から順応していきたいと思ってましたが。。)
冬に向かって行くことになりました。))


と簡単にお伝えしたところでここから本題に入りますが
移住して一番「想定外」だったこと、
それは 光熱費の高さ です。

移住先が寒冷地だったために
ある程度の覚悟はしていましたが
それでも盲点だった 『凍結防止のための光熱費』 はかなり痛かったです。


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ちなみに住宅は、社員寮で一軒家を用意していただいたのですが、
昭和後期に建てられた住宅のため、断熱はされておらず、外よりも家の中の方が気温が低いという悲劇。(家の中に日が入らないため常に底冷えしている状態)
また畳だから?か底冷えがひどい家に住んでいます。

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月あたり大体の光熱費は以下の通りです、

(一人暮らし)
灯油代 約20,000円
電気代 約15,000円
ガス代   約5,000円
水道代   約5,000円
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total.       約45,000円


まず灯油代

我が家は灯油タンク200リットルが家の裏に設置されていて
灯油でお湯をまかなっています。
タンクの灯油とボイラーが連携しており、
ボイラーが動くことで温水とお風呂を供給してくれてます。

ちなみにボイラーは冬の間稼働し続けていて、水道管が凍結しないように常に循環器が動いています。(その分灯油が使われている)

また、普段使う灯油ストーブの灯油も家の裏にあるタンクから
赤い灯油タンクに移して使用してます。


電気代に関しては、

凍結防止帯が家の外の水道管に張り巡らされていて、
(氷点下の気温を察知してヒーターが作動するもの)
それだけの電気で月に1万円ほどもかかります。

我が家は特に古い凍結防止帯を使っているようで
電気代が特に高くつくようですが、大体の家で通常の月と比べて0.5−1万円ほど高くなるそうです。

ガス代に関しては、

料理に使うガスのみなので
3都市で一人暮らししていた時と変わりませんが
プロパンガスなため少し高めにつきます。

水道代については、

これまた凍結防止のため
トイレの水を流しっぱなしにしないといけません。
水の出す量は調節できるものの、
その凍結防止のために通常の3000円ほどプラスして水道代がかかっています。


、、と、簡単に計算しても月の光熱費に4.5万円かかっている現状です。
LEDに変えたり、なるべく電気は最小限にし使わずにしたり、
ガス調理の時間を減らしたり、
できるところは努力したつもりだったので
この出費はかなり痛い。
凍結防止はこちらに住んでから仕方のないものだと理解はできましたが
完全に盲点なところだったので最初明細を見て愕然でした。。

薪ストーブを使ったり、地方によっては水道代がかからない等(山水を引いているため年間の管理代のみ払えば月の水道代はゼロらしいです)
地域差、住環境の差はありますが
基本的には都会で住んでいた時よりも光熱費はかさむと考えていていいでしょう。
特に(寒冷地での移住の場合×冬)の出費は大きいですが
その分夏のエアコン代等は都会の時よりかはかからない
メリットがありますが年間で考えても光熱費は高くなる気がしています。


私は地方に移住するにあたって下調べを怠っていたので
こちらにきていろんな場面でつまづきました。

イメージ的に “地方の方がお金がかからない”
と思い込んでいましたが、実際に住んでみて
さほど変わらない、もしくは地方の方が出費が多い気がしています。
完全に個人的な感想なのであくまで参考にして欲しいのですが、

外食や娯楽に費やしていた分は明らかに減りましたが
光熱費をはじめ、日用品や食材等も
(東京と比べると)価格が高い。
且つ、賃金は圧倒的に低くなったので
生活の余裕がなくなりました。。笑

当たり前のことですが、
資金に余裕を持ってから移住されることをお勧めします。