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[XSR125納車儀式01 禊(前編)]【注意喚起】エアインテークに水が入る!?雨中納車後の〝サビ防止〟水洗い洗車で検証!


■洗車や雨中走行時に【エンジン内部にまで水が侵入して、エンジンが壊れる!】おそれがあるという、拡散希望な注意喚起!

 XSR125は水洗い洗車や雨中走行時に、タンクとシートの接合部から水が浸入して、シート下部にあるエアインテークにまで水が到達してしまう構造となっています!
 その参考としまして、しおみんと も新車のYAMAHA XSR125エックス_エス_アール ワン_ツー_ファイブ と 呼びたいの納車時に何度も視聴した、こちらの動画を ご覧下さい!
Youtube『YSP横浜戸塚チャンネル』
2023/12/08 「新型XSR125 ABS」の納車説明(取扱説明) 2:55~

 YSP横浜戸塚チャンネルの島田氏は、エンタメ要素もある動画のためか、ここではサラッと簡単に言ってますが…… これは、XSR125に限らず、内燃機関搭載の乗り物全般に関して起こりうることでして。
 XSR125の例ですと、【水洗い洗車や雨中走行時に、水がタンクとシートの接合部→ エアインテーク→ エンジン内部にまで侵入すると…… 最悪の場合、エ ン ジ ン が 壊 れ る 】おそれがあります!!
 『バイクを綺麗に維持するために、念入りに水洗い洗車したら、エンジンが壊れた!』なんてことにならないよう、ここでは、XSR125オーナー目線での注意喚起とさせて頂き、また、本文で検証した【水洗い洗車や雨中走行時の、シート下への浸水テスト】を参考に〝いま一度、ご自身の愛車に同じことが起きないか?〟ご確認なされることをオススメします!


■今回の内容【雨濡あめぬれ納車直後の、サビ防止のための水洗い洗車!】と【シート下の、エアインテークへの浸水テスト】

 ……というわけで、今回の『しおみんと の 非日常ひにちじょう日常にちじょう』バイク整備作業は、XSR125が納車された直後に行った この重要なエピソードについて、

・【雨濡あめぬれ納車直後の、サビ防止のための水洗い洗車!】

・【〝水洗い洗車や雨中走行でエンジン故障!?〟のリスク検証『シート下の、エアインテークへの浸水テスト』】

を、以前に簡略版としてUPした『いざ、祝杯! XSR125納車と、雨天走行・洗車時の注意!!』の内容を一部再掲さいけいして、ガッツリと掲載します!

 なお、ここで紹介した水洗い洗車グッズの購入エピソードについては、2023/12/24UP『【祝! XSR125納車日決定っ!!】までの、しおみんとの非日常な日常。』を、どうぞご覧下さいっ!


■【XSR125納車儀式シリーズ】連載について。

 さて、2024年明としあけ早々から とんでもないことに見舞われた、石川県金沢市在住の125ccライダー〝しおみんと〟は。。。
 年明け~これまでは、【能登復興支援ツーリング・食べて & 買って応援っ!】とかに注力してきた『しおみんと の 非日常ひにちじょう日常にちじょう』についてをUPしてきましたが。
 今回からは、【XSR125納車儀式シリーズ】として、『新車XSR125が納車された直後の、まるで儀式のような怒涛どとう展開てんかい』について、これらの非日常ひにちじょう日常にちじょうなエピソードをUPして行きます!

 新車バイクの納車直後には、まさに儀式と呼ぶに相応ふさわしい整備作業などの行うべき事が、いっっっぱい あります!
 しかしながら、暖冬とはいえ2024年1~3月の極寒と春の花粉シーズンに行なった、苦行とも言える これらの事柄が複数同時進行するエピソードを時系列で記載してしまうと、話があちこちに飛んで訳が分からなくなると考えて、読みやすく・わかりやすくするために、『XSR125納車儀式シリーズ』として、

・1~3【『YAMAHAのバイクにYAMALUBE!』を使った、〝みそぎとも言うべき、けがれをはらうかのような〟新車を綺麗に維持 & 付着した砂や汚れを落としやすくするための初回洗車やコーティング】

・4~5【納車直後の新車バイクで公道へと走り出す前の、始動や運行前点検と初期調整】

・6~10【〝走る・曲がる・止まる〟等の より高い性能を引き出し、調子良く乗り続けるために行なった、極寒の1000km慣らし走行】

・11~12【初回点検で起きたミラクルと、ツーリングをたのしむための実用化】

の各カテゴリーに分けて、全12回のシリーズ記事として連載することにしました。


■『XSR125納車儀式シリーズ』の内容が、新車バイクを綺麗に・調子良く維持するための、参考や 一助いちじょとなれれば 幸いです。

 新車のYAMAHA XSR125エックス_エス_アール ワン_ツー_ファイブ と 呼びたい納車儀式シリーズ初回となる 今回の内容は、『[XSR125納車儀式1  みそぎ前編]【注意喚起】エアインテークに水が入る!? 雨中納車後の〝サビ防止〟水洗い洗車で検証!』と題しまして。
 2023/12/25の雨模様の夕方に、納車~日没までのたった2時間程度で上記の作業を行って、カバーをかけてサビさせずに保管できる状態にしたまでを、UPします。
 このXSR125納車直後の初回洗車にまつわる事柄が、愛車の洗車時や 新車の車両状態を長く保つために役立つようでしたら、ブックマークなどして頂き、整備作業の際の参考や 一助いちじょとして頂ければ幸いです。


雨濡あめぬれ納車直後の、状況紹介。

 2023/12/25夕方。
 この日は最強寒波の残雪で滑って転倒するリスクを避けるため、新車のYAMAHA XSR125エックス_エス_アール ワン_ツー_ファイブ と 呼びたいを、購入店のレッドバロン石川さん(↓ぜひ〝クチコミ〟もご覧下さい)

から積載車で運んでもらって、自宅で納車することに。
 雨の当たらない車庫スペースで納車説明の後、キーをONにすると。。。

新車状態を表す【メーターに燦然さんぜんと輝く、走行距離1km!】

 メーターに燦然さんぜんと輝く、ド新車であることを表す 走 行 距 離 1 k m の数字が!
 ……は良いんですが、雨ざらし状態で運んでもらっての納車だったんで、この通り ず ぶ 濡 れ です。。。

雨濡あめぬれ状態でサビやすい箇所を、【新車の、サビてない状態】確認用としてUP。

 しおみんとの経験上ですが、↑の箇所は、『雨に濡れて一晩放置しただけで、サビる』おそれがあります。
 サビる原因は、【雨に含まれる、不純物】が悪さをするためです。

 納車初夜に、おろしたての新車をサビさせるなんて…… 言語道断っ!
 それと、通常だったら 水洗い洗車の後に、拭き上げ→  少し走って走行風で隙間の水滴まで落としたいところなんですが。。。
 この雨の中じゃ、『走って乾かす』事も出来ないし、また、明朝から行う予定の【乗り出す前の、必要最低限の水なし洗車 兼 コーティング】を済ませてからでないと、初回給油にも行けない!!
 さらに! 日没まで あと2時間くらいしかないので、【せめて、雨濡あめぬれ納車後の、サビ防止の水洗い洗車だけはする! → 水滴を落として拭き上げて、極力湿気を減らしてカバーかけてもサビないように、保管できる状態にする!】のを目的に、この短時間で できる限りの作業をすることにしました。


●〝水洗い洗車や雨中走行で、
エンジン故障!?〟
のリスク検証『シート下の、エアインテークへ
の浸水テスト』

■まずは、シート下の、エアインテークまわりへの浸水チェック!

 ……ということで、まずはシートを取り外して、納車日より前から予想していた最大の懸案事項【雨の中、30分程度 搬送されてきて、シート下のエアインテークまわりに、水がどれほど侵入したか!?】をチェックしたら…… 衝撃の事実が!!

エアインテークまわりに、水滴が!

 明 ら か に 、 水 滴 が ! 
 しかも、すぐ近くのバッテリーにも、水滴が付いてるっ!!
 配線のハーネスとかも、濡れやすい所にあるし……。
 こりゃ、XSR125の水洗い洗車や雨中走行時に、ヤバいことになるんじゃ。。。

■〝水洗い洗車や雨中走行で、エンジン故障!?〟のリスク検証『シート下の、エアインテークへの浸水テスト』

[TOOLs:洗車用タオル(砂落とし後の水拭き洗車用)・緑色ミニタオル(浸水テスト&養生用)・散水ホース(水洗い洗車用)]

 ここで! 予想通りに『水洗い洗車や雨中走行時に、シート下のエアインテークまわりに、水が浸入!』していたので、記事冒頭での重要な注意喚起と、〝雨濡あめぬれ納車後の、サビ防止の水洗い洗車〟も兼ねて行った『シート下の、エアインテークへの浸水テスト』を、加筆して再掲します!

■【しおみんとが行った、XSR125の水洗い洗車や雨中走行時の、シート下のエアインテークまわりへの、浸水テストの方法。】

・まずは水道水で濡らして かたく絞った洗車用タオルで、シート裏やエアインテークまわり等に付着した雨滴を除去するための、水拭きを。
 ……残った雨滴がサビの原因にもなるし、このあとの浸水テストで〝どれだけ浸水するか〟を見たいので、雨滴を完全に除去してリセットしておきます。

・浸水テスト&養生用の『緑色ミニタオル』を、エアインテークやバッテリーの上など〝濡れると困る箇所〟に被せて、シートを確実に取付けます。
 『緑色ミニタオル』を使用した理由は、このような色の着いたタオルは濡れると色が濃くなるため、浸水した箇所や水の量が分かりやすくなるからです。

・いざ、浸水テスト開始! このあと行った【雨濡あめぬれ納車後の、サビ防止の水洗い洗車】も兼ねて、

雨天走行時には、こんな感じでシート下に浸水しそう。。。

〝雨天時に走行した際に、雨が当たるだろう〟角度で、散水ホースで水道水を…… ぶっかけるっ!!

・水洗い洗車して、先にタンクとシートの拭き上げをしたら…… シートを外して、御開帳!

水洗い洗車や雨中走行時の、【シート下への浸水テスト】

 ……お分かり頂けるだろうか? 緑色のミニタオル、濡れた部分が濃い色になってるのが!
 予想は的中し、タンクとシートの隙間部分から、水が浸入することが判明!!

・『シート下の、エアインテークへの浸水テスト』の、結論。
 ほんの数分間の水洗い洗車をしただけで、ミニタオルが『絞ると水が出る程ではないけれど、エアインテーク上部に被せた部分は しっとり濡れて』いました!
 もしも、ツーリング先で長時間の雨中走行をしたら、おそらくエアインテークまわりやバッテリーにより多くの雨水が浸入して、【最悪の場合、エンジン内部にまで水が入ってエンジン故障!】とか、【電気接点が濡れて何らかのトラブルが発生する!】ことが、考えられます。
 この浸水テストの結論は…… 【XSR125の水洗い洗車は、シートより上に水をかけるの禁止!! 雨中走行にも、要注意!!!】
 ……とはいえ、『エアクリーナーを通る構造なので、直接エンジンに水が浸入することは無い』でしょうけど、最大のリスク【ツーリング先での、エンジン故障や電気系トラブルの発生】を回避したいので、注意するに越したことは無い! と、しおみんとは考えます。
 なお、今回より後の水洗い洗車では、『タンク後部とシート前端の接合部分に、帯状おびじょうに畳んだ洗車用タオルを被せて養生』して水をかけるようにしたら、シート下への水の浸入がほぼ無くなったので、この方法も合わせてオススメしておきますね。


雨濡あめぬれ納車直後の、サビ防止のための水洗い洗車!

■水の浸入に注意しながら、〝不純物まみれの雨水〟を隙間まで洗い流すための、水道水をぶっかけての水洗い洗車!

[TOOLs:洗車用ゴム手袋・散水ホース]

 ……というわけで、夕暮れの薄暗く寒い中だけど、雨濡あめぬれ納車直後の新車XSR125を、納車初夜にサビさせない!】ことを目的に。
 シートの隙間から水が浸入するリスクはあるけど、今日のところは せめて『サビの原因となる〝不純物まみれの雨水〟を、隙間まで洗い流す』ための、水道水をぶっかけての水洗い洗車だけでもしよう!!

 ……の前に。 XSR125の水洗い洗車の事前準備として、せっかく付属してる装備を活用するため、『洗車時は、カギ穴の浸水防止にキーシャッター』を、閉じよう!

付属の装備を活用!『洗車時は、カギ穴の浸水防止にキーシャッターを!』

 細かいことだけど、この装備のおかげで『洗車時に、カギ穴内部に水が浸入して、サビてカギがダメになるのを防ぐ!』ことが出来ます!
 話ついでに、タンク上部のカギ穴のフタの下にも、水をかけたら水滴が残ることが良くあるので、これは洗車後にこの水滴も拭き上げて除去することをオススメします。

 とか言ってる間もなく、手早く事前準備と『水ぶっかけ洗車』用のゴム手袋と散水ホースを用意して、『極力 水をかけたくない箇所』も分かったので、注意しつつ。
 「コレさえやっとけば、安心して…… 祝! XSR125納車の、祝杯を挙げられる!!」の、一心で!!
 いざ!〝みそぎの儀式とも言うべき、雨濡あめぬれ納車のけがれをはらうかのような、水ぶっかけ洗車〟に、まいるっ!!!

 ……を、手短に終えて。
 今回は【不純物まみれの雨水を、隙間まで洗い流す】のが目的だったので、自宅水道で水をぶっかける程度で済みましたが。
 実際に走行して付着した、砂や虫などの汚れは、水道と散水ホースの水圧程度じゃ簡単には落ちないので、より高い水圧での水洗い洗車が必要となります。
 コレに関しましては、次回『[XSR125納車儀式② みそぎ(中編)] 【新車XSR125の簡易コーティング→走り出したら砂まみれ!】を、水洗いで一気に落とすっ!』を、ぜひご覧下さいっ!


雨濡あめぬれ納車のけがれをはらみそぎの儀式の最後は、〝拭き上げ〟!
できる限りの水滴を除去して、湿気によるサビを防止!!

[TOOLs:洗車用ゴム手袋・吸水ふきあげクロス・プラ製の菜箸さいばし(洗車キズ防止用)]

 サビ防止が目的の〝水ぶっかけ洗車〟が終わったら、同じく【納車初夜にサビさせずに保管できる状態にする!】のが目的の、拭き上げを!
 『金属パーツを濡れた状態で放置すれば、当然サビる!』ことと、『まだコーティングしてないので、水滴跡(の正体は、水道水に含まれるカルキが蒸発したもの)が、そのまま汚れとして残る!』ため、できるだけ水滴の除去する必要があるんですが。
 ……今は小雨が降ってて路面も濡れてるので、〝少し走って、走行風での水切り乾燥〟ができず、また、コーティングや耐熱ワックスをかける前なので、エンジンをかけての振動や高温での水滴除去もまだできない、という状況。
 日没が近いこともあって、今日の初回洗車は、水ぶっかけ洗い→ 拭き上げまでして、終わりにすることに。
 いよいよ…… この時のために買い揃えた、拭き上げグッズの出番だ!

こいつの出番だ! 吸水ふきあげクロスと、プラ製の菜箸さいばし

 今回の『できる限りの水滴を除去して、湿気によるサビを防止!』するための拭き上げ方法は、まずは納車したての新車を倒さないよう注意して、車体を軽くゆすって、水切り。
 水滴の跡が残らないよう、『吸水ふきあげクロス』で、洗車後の水分を拭き上げる…… 際の、注意点!
 (ご存じの方も多いかもしれませんが)この時、円を描いたり・水拭き掃除のようにこすって拭き上げると、タンクなどの塗装部分には必ず〝洗車キズ〟が付くため、厳禁です!
 そのため、しおみんとは 洗車後の拭き上げの際は、柔らかいタオルや『吸水ふきあげクロス』を優しく軽く押し当てるようにして、水滴を除去するための拭き上げをしています。

 指も入らないような、入り組んだ狭い箇所は、あてがった吸水ふきあげクロスを『プラ製の菜箸さいばし』で優しくつつくようにして、傷付かないよう水滴を除去!
 これらの作業を繰り返して、薄暗い中だけど できる限りの、拭き上げを完了っ!
 車体に着いてた水滴を、取り回したりしても出て来ない程度にまで減らしたので、この後にカバーをかけて保管しても、湿気で納車初夜にサビることは無かったです。
 なお、このように『納車儀式・みそぎを頑張った甲斐あって、ここ半年で6000kmほど走行した現在でも、サビの発生は一切無く、ほぼ納車時と変わらない状態でキレイに維持できています。

 ……日没を迎えた頃に、ここまで済んだら、今日のXSR125納車儀式・ みそぎ雨濡あめぬれ納車の、サビ防止の水洗い!→ 納車初夜にサビさせずに保管できる状態にする!】をクリア!

納車初夜の盗難を防止するための『バーロック BL10』・車体保護のために、新調したバイクカバー『BODY GUAD』をかけて、サビさせずに保管できる状態に!

 盗難防止&車体保護のために、どちらもレッドバロン謹製!『バーロック BL10』&新調したバイクカバー『BODY GUAD』をかけて、本日の作業は終了!!
※これらのレビューや使用上の注意などは、『[XSR125納車儀式④ 始動] 走り出す前にすべき点検整備は、もはや儀式! 新車XSR125の初始動で、いろいろ解禁!』でしますので、お楽しみに!※

 それでは! 納車祝いの…… 祝杯じゃぁ~!!

 一夜明けて。 翌早朝から行った、『[XSR125納車儀式② みそぎ(中編)] 【新車XSR125の簡易コーティング→走り出したら砂まみれ!】を、水洗いで一気に落とすっ!』へと、納車儀式・ みそぎは、まだまだ続きます。。。


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