定年者の転職はどうするの?
再任用で勤務してから3か月すると、収入面での苦しさを実感するようになりました。
退職金にかかる税金と4月、5月の市県民税は退職金で清算しましたが、給与が三分の一に下がった再任用の給与から、一番給与が高かった定年の年の市県民税が6月から引かれるようになると、給与の約3割が消えてしまいます。
再任用の給与と二本立てで考えていた資産運用の株は、コロナ禍から抜け出す兆しから株価が上がってきましたが、まだ仕込み段階ですし、配当は年末にならないと入りません。1年間どうするか。退職金等にはできるだけ手をつけたくない。
やはり、転職を考えないとならないかと思い、東京など大都市も視野に入れれば収入が良い転職先があるかも?と随分楽観的な判断をしました。(今考えれば、前職でバリバリ仕事をしていた感覚があり、都会でもなんとかなると甘い考えをしていました。)
転職活動には、転職サイトを利用するのが早いと考え、この当時CMで話題になっていたBizreach、知り合いの息子さんに紹介されたLinkedin、大手のマイナビに登録しました。
Linkedin:簡単に言えば求人側と求職者のSNSサイトでしたので、自分のPRや考え・意見等を積極的に発信し、他の人の投稿に返信したり、企業の求人などを見たり、地方に居ても都会で求人活動をしている気分になるサイトです。
Bizreach:当時、話題の転職サイトでした。転職できたら、人さし指を上げて「Bizreach」と言いたいと思いました。無料での利用部分と有料でしか利用できない部分があります。(とりあえず無料部分の利用から始めました。)
マイナビ:大手の転職サイトで、求人数も多く、信頼感は高いですね。
結果としては、Bizreachから最初のオファーが届きました。それも、こちらからの応募ではなく、企業が僕のプロフィールを見てのプラテナオファー(Bizreachでは無料と有料と利用内容が分かれていて、プラチナオファーは企業側が有料で求職者にアクセスする本気度の高いオファーです。)でした。
企業のオファー内容:コミュニティーの創出事業でのマネージャークラス
年俸は、1000万円(正社員採用)
勤務先は、東京
選考は、2回の面談とSPI試験
条件はかなり良かった(ほぼ希望どおり)です。
最初はカジュアル面談で、社長・副社長との三社面談でした。その後、一次面談が通ったとの連絡があり、次にSPIを受けることになりました。
SPI試験の準備(SPIみたいな試験を受けた経験がないことから、少し受験勉強をしてから受けようと思い、受験期限ぎりぎりまで勉強するつもりでした。
そんな時、Linkedinで、インド系イギリス人のリクルーターから連絡がありました。リクルーターからはエネルギー業界に興味があるかとの問合せがあり、あると答えると話がしたいとのことでした。
リクルーターと話をすると、転職の希望条件を聞かれ、Bizreachで先にオファーがあった条件と現在の求職状況を話すと、すぐに条件にあった企業を提示するので、少し時間をもらいたいと言ってきました。その翌々日、リクルーターから2つのエネルギー企業の求人が示されました。
リクルーターからは、次の二つ企業側には僕のプロフィール等を伝えており、採用について前向き(他の人との競争はない状況)で、報酬等の条件は現在進行中の企業とほぼ同様の内容と説明がありました。
国内企業と海外企業の出資によるエネルギー会社(大規模太陽光発電所開発・売電)
国内企業(大規模太陽光発電所開発)
条件は悪くないことから、とりあえずこの2社の面接も受けてみることにしました。
To be Continued