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[1/3] 内定者がOB訪問されてみた ー 5ヶ月間で40人超の就活生とお話ししてみての経過報告


こういう方に読んでほしい

・就活って何から始めればいいの?何をすればいいの?
・OB訪問する意味って何?メリット / デメリットは何?って状態の人


はじめに

こんにちは。この記事を開いてくださり、ありがとうございます。
自己分析を手伝う人(@unurcarrer)です。

内定者としてOB訪問を受けるようになってから、5か月が経ち、40人超の就活生とお話してきました。本記事はその経過報告の1/3です。


※ 内定先とは関係なく、私の自由意思に基づく個人での活動です。
※ この活動を始めた経緯や理由・目的についてはこちらの記事をご一読ください。


改めて簡単に自己紹介ですが、私は現在22卒の大学4年生です。3年の6月頃に22卒として就活を始め、OB訪問しまくって、1社から内定をもらい、4年の4月に就活を終えました。なので、私から就活中の方へのアドバイスは簡単に言うと「なるべく軽い気持ちで、色々な人と話してみてくださいね」です。


やってきたこと

自分(私)の就活が終わった4月末から、Matcher、OBトーク、Twitterを窓口にし、1~3時間ほどの面談で ① 相手の話を聞いたり② 自分の話を聞いてもらったりしていました。


① 相手の話を聞く

・その人の過去を深掘りして、その人の性格や考え方、価値観、物事の判断基準、行動特性を捉えようとしていました。
➤ 言語化を促し、自己の変容に気付いてもらうためです。

② 自分の話を聞いてもらう

・私の性格、性格が形成・変容してきた経緯、強みの表現方法、人生の軸から就活の軸を導き出すこと、企業選びの際の優先順位等を聞いてもらいました。

➤ 自己理解の程度と主観 / 客観のバランスを取ってもらう

➤ まずは自己開示をすることを心掛けていました。こちら側がオープンにすることによって、相手側も情報を受け取りやすいし、信頼してもらいやすいと思ったからです。
また、これによって「自分自身のことをこんなふうに捉えてる・理解してる人もいるんだ~」っていうのを知ってもらい、自己と他者を対比してもらうためです。

➤ そもそも私の就活のやり方自体、「私の私による私のためのやり方」なので、それが相手にも合うかどうかは別だと思っています。むしろ合わないことを前提にお話ししているつもりです。あくまでも、「それぞれの考え方や行動特性に合った就活のやり方があること」を知ってもらうためです。

※ 合うかどうかを検証するために、「とりあえず真似してみる」っていうのは良いと思います。けど、この期間が長すぎたり短すぎたりするのは良くないと思います。


こちら側の前提

初対面の就活生と接する際に、前提として心得ていることがいくつかあります。

① 「就活を、もっと”楽”にしたい」
② どんな状態の人も受け入れる
③ 来る者拒まず、去る者追わず
④ 忘れているのではなく、追っていないだけ
⑤ 20年間全く知らないところで生きてきた人を、たった数時間で理解しきれるはずがない


詳しくお話ししていきます。


① 「就活を、もっと”楽”にしたい」

今の日本の就活スタイルって、採用側と就活生側だと、就活生の負担が大きすぎると思うんです。なので、個人でやっている人に対するOB訪問くらいは、何も準備してこなくていいです。事前に質問を考えてこなくていいし、1ミリも緊張しなくていいし、適当で大丈夫です。全部必要ないです。その後の成長を見守りたいので。


② どんな状態の人も受け入れる

上に同じです。就活の状況ってタイミングにもよると思うので。どんな状態ニーズにも対応しているつもりです。

もっと言うと、状態の良し悪しに関わらず「今こんな感じです!」ってオープンにさらけ出せる人って、巧いなあと思ってしまいます。下に続きますが、かまちょでいてくれるとこちらからも構ってあげやすくなります。味方が増えていくんです。恥じらいやプライドはない方が楽なときもあります。キーワードは「かまちょ」「あざとい」「人たらし」。


③ 来る者拒まず、去る者追わず

事実、OB訪問においては「就活生とOB」「OB訪問する側とされる側」という関係性がデフォルトで出来上がってしまっているので、それだけで就活生・する側にとっては負担を背負っていると思います。また、OB側から能動的に接触を図ることは(意図せずとも)プレッシャーあるいはハラスメントになってしまう恐れがありますし、就活生の自由を理解・尊重するために「来る者拒まず、去る者追わず」の姿勢を取らざるを得ないと思っています。

※ インターン先でやっている学生コミュニティづくりに関しては、こちらからガンガン行っています。ターゲットは絞ってますし、ターゲットにとってデメリットよりメリットの方が大きいので。


④ 忘れてるのではなく、追ってないだけ

上に同じく、一度面談をした就活生とは、基本的にこちらから能動的に接触を図ることはありません。ただ、相手から話しかけてもらえるのはとても嬉しいです。特に用がなくてもたまーに訪れたくなる母校みたいな、原点あるいは再起点になれれば幸いです。


⑤ 20年間全く知らないところで生きてきた人を、たった数時間で理解しきれるはずがない

普通に無理です。相手の過去を深掘りしますが、それもその方の記憶の断片で、いくらそれを集めたところで部分の集合でしかないので。

パズルに例えるとわかりやすいかもですね。ピースが多ければ多いほど、全体像を把握しやすくなりますが、全てのピースが正しい位置に嵌らない限り、誤りは否定できない(誤った解釈・分析をしている)と考えた方が良いと思います。

だからこそ、より多くのピースを集め、より正しい位置(前後関係)に嵌める(整理する)ための作業をする必要があるのです。私がやっているのはこの作業のお手伝いです。


おわりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

思った以上に長い記事になってしまいそうなので、いったんここで区切ります。次の記事は「就活生に対して思ったこと」「就活生に対して伝えたいこと」をメインに執筆するつもりです。どうぞよろしくお願いします。


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