対象を見限ると同時に、私の生きる気力も失われた。意義も意志も意味も見出せない人生に。混迷する思考に操られながら。誰にこぼすでもない言葉は、この空間にただ消滅する。塵芥にすらなって、あなたに見つけてもらおうか。捨てられると知りながら。慣れた孤独で遊び、人生を通じて不在を証すのだ