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好きだって気持ちを信じて 〜Liella! 3rd埼玉Day2を振り返る〜

お疲れ様です。温州みかんです。

決して忘れられないあの日からちょうど1年。
「もう1年」と言うべきか「まだ1年」と言うべきか。
個人的には「まだ1年!?」という感じがしています。なにせ、もう5thも終わりましたからね。いや、ペース早すぎだろ。

過去に参加したライブの中で、3rd埼玉Day2が一番"大好き"なライブです。それは、なんとなくあの瞬間、僕らと彼女たちが対等でいられたような気がしたからかもしれません。

テレビアニメ2期から3rdライブツアーの時期は、なんとなく楽しいだけじゃなかったよな、という記憶があります。
きっと、みんな不安だったんでしょうね。
5人の時のLiella!は、無観客という逆境からスタートしました。そのうち2人は一般公募という、謂わば"私を叶えた"2人だったわけで、それはラブライブ!スーパースター!!を担うキャストとしては完璧すぎる存在でした。もちろん、他3人もそれは同じ。それほどまでに1期生の5人は、キャストとキャラクターの境界線があまりにも薄く、さながらキャラクターが現実に飛び出してきているような。いや、少し違うな。まるでキャストとキャラクターの2人が1つの身体に同居しているような、そんな印象でした。
まあ要するに、アニメやら生放送やらなんやら、いろいろなものを重ねて見ていたんですよね。

その中に、突如4人の後輩が加わることが発表されます。
いや、まあアニメの展開を見て後輩が入ってくるのは予想できていましたが、それでも多少の抵抗があったのは事実です。
結果、心無い言葉も飛び交うこととなりました。
それに心を痛める少女たちが存在していた、ということが明かされたのが3rd埼玉Day2のMCでのこと。

とても悔しかった。
あのMCを聴いて、とても悔しかったんです。ええ。
僕らの何気ない発言一つでも、誰かを容易く傷つけてしまう。
あの言葉たちは、間違いなく僕らが"言わせてしまった"言葉です。

ライブ会場でも泣きましたが、ホテルに戻ってからの方が泣いていたのを覚えています。もうボロ泣き。
「言わせてしまった」という後悔が僕を襲っていました。

でも、時間が経つにつれて、ほんの少しだけ嬉しくも思えてきました。
あの瞬間溢れ出した想いは、間違いなく"本音"で、「今この場にいる人たちになら言える」と思ってもらえたのかな、とも思えたんです。

彼女たちの歌や言葉は、僕らを励ましてくれたり、幸せにしてくれたりします。
それに比べれば弱いものかもしれないけれど、僕らの言葉にも、彼女たちの支えとなれる力が確かにあるんだと思います。

今の僕があるのは、間違いなくあの場所であの時間を過ごすことができたおかげです。
その後の4th、5thは無理のない範囲で、行ける公演は現地で応援しました。
少しでも"大好き"という気持ちを届けたいから。
思えば、1年前にようやく声に出して"大好き"を伝えられたんですよね。
今となっては、また当たり前となりつつある声出しが当たり前にできない時期もあったわけで。
こうやって応援できている今を当たり前だとは思わず、一瞬一瞬を大切に抱きしめながら、これからも"星"を追いかけていきます。

たったひとつ星に唱えてる
ネガイゴトは「君たちと最後まで」

二度目の奇跡は、きっとこの目で。

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