大好きっていま叫ぼう 〜Liella! 5thライブを振り返る〜
お疲れ様です。温州みかんです。
Liella!5thライブがとうとう千穐楽を迎えました。
2都市4公演と、これまでのナンバリングライブの中で最も少ない公演数であった、ということももちろんあるでしょうが、それを抜きにしてもあっという間の出来事で少々驚き気味です。
それはひとえに、この3週間を全力で楽しみながら駆け抜けてきたからだと確信しています。
実は4thライブツアーが終わった後、自然と心の中に湧いてきた目標(?)がありまして、それが"5thライブ全通"と"個人でフラスタを贈る"というものでした。果たして、無事に達成出来たことを、本当に嬉しく思っています。
なぜこのような目標が湧いてきたのか、少し考えてみたんですが、多分"僕が僕のことを肯定してあげたかった"からかな、と自己分析しています。
まあ、おおよそお察しの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕ってそこそこネガティブなんですよね。とにかく自己肯定感が低いというか。
そんな中で、Liella!という"星"に出会って、生まれて初めてここまで夢中になれる存在が出来て、それ自体はすごく嬉しかったんですが、時々不安にもなっていたんです。「俺って本当にちゃんと好きなのかな?」って。
多分、応援ってのはそんなことを考えてやるものじゃないだろうし、そもそも何かと比較するようなものでもありません。そんなこと頭では分かっていても、イベントに行ったり、SNSを眺めていると、本当に全てを懸けるくらいの熱量で応援している方々をお見かけする機会も多くて、それに比例して自分自身と向き合う機会も増えました。基本的に一人で動くことが多いのも、その点においては悪さをしていたのかもしれません。
結論を言うと、多分僕はまだまだ本当の全力で応援が出来ている気はしていません。もちろん手を抜いているつもりもないけど、そこはまだ自分を肯定出来なかった。でも、これは別に悪いことだとも思っていなくて。
というのも、先述した通りの目標を掲げていて、それを達成出来た時に、「終わった」とは思わなかったんです。いや、確かに5thライブは終わりはしたんだけど、ここがゴールではなくて、この先もずっと応援し続けていきたいと心の底から思えたんですよね。そして、それが本当に嬉しかったんです。
僕はきっと、「Liella!が、葉月恋ちゃんが、鈴原希実さんが大好きだ!!!」と、胸を張って言えるための"ナニカ"をずっと探していたんだと思います。今回ここまでやってみて、ようやく答えが見つけられた気がします。
ちょっと身も蓋もないお話をすると、当たり前なんですけどライブに行ったりお花を贈ったりってシンプルにお金がかなりかかったんですよ。特に、僕は福岡在住なので、宿泊を伴う遠征も多いですし。かけたお金の額で決まるわけではないですが、ぶっちゃけ好きじゃないものにこんなにお金はかけられないよなと。我ながらつまらん考え方ですが、その分日頃の仕事を頑張る活力にもなっているので、あながち間違った考え方でもないとは思っています。
さて、しかしながら当初の僕は片方の公演でのみお花を贈ることが出来ればいいと思っていました。それが結果的に福岡・東京の両公演でお花を贈ることになります。それはきっと、福岡公演で受け取った愛があまりにも大きすぎて、居ても立っても居られなくなったからです。
特に勇気をもらったのが、2期生の歌う『バイバイしちゃえば!?』と『Blooming Dance!Dance!』です。何回目だよ、という感じかもですが、僕は学年で括った場合、本当に2期生が大好きなんです。2期生がこの4人でなければ、僕は今頃この文章を書いていなかったかもしれない。Liella!というグループをここまで大好きになったのは、間違いなく2期生のおかげです。
胸を張るのって難しいんですよ。でも、3rdライブツアーで胸を張ってLiella!の一員だと言っていいのか悩んでいた2期生が、Liella!の鈴原希実だと、Liella!の薮島朱音だと、Liella!の大熊和奏だと、Liella!の絵森彩だと、胸を張って挨拶をする姿を見て本当に心が震えました。それを見て、「じゃあ俺は?」となったわけですね。
福岡公演で贈ったお花は、ほぼお花屋さんに丸投げのものでした。いや、東京公演で贈ったお花もほとんどお花屋さんに頼りっぱなしでしたが、元のデザインは自分で考えたので、またちょっと違うかなと。
で、なぜ丸投げしちゃったかというと、「初めてのことだし、妙に自我を出した結果変なものを贈ることになったらマズいだろ」みたいな思考によるものだったんですよね。
これ、今振り返ると「あんまり良くなかったな〜」って心底思います。別に適当にしたつもりはないし、結果的に出来上がったお花はとても素晴らしいもので、そこは一切否定しないんですが、「俺にももっと何か出来たはずだよな」って思えたんです。まさに『Blooming Dance!Dance!』のような気持ちです。
2期生の4人は、『Welcome to 僕らのセカイ』で1期生の手を握り返した手を、今度は3期生に差し出します。じゃあ俺はどうなんだ。
そこから先はあっという間だったように思います。実は、こんなデザインでやってみようかな、というものが頭の中に微かに生まれてはいたので、それを慌てて書き起こし、お花屋さんに問い合わせました。幸いまだ間に合うタイミングだったので本当によかったです。
こうやって振り返っていると、自然と頭に浮かんでくる言葉がありました。
お花を贈ろうと決めたのは間違いなく勢いもありました。でも、多分迷っている時から僕の心の中で答えは決まっていたんですよね。僕自身が気づいてあげられていなかっただけで。
なんというか、そのことに気づくことが出来た瞬間、パッと視界が開けた気がします。
沢山の方々のおかげで、途轍もない達成感と満足感に浸っています。でも、ここで終わらせるわけにはいかない。好きなことをずっと好きでいたいから。
東京公演Day2のMCで、くまちゃんも言っていましたね。本当に共感できました。僕自身、過去のブログで綴ったことがありますが、何かをずっと好きでいることって、実はすごく難しいことだと思うんです。
人にはそれぞれの人生があって、偶然道が重なって、僕は今Liella!のことを大好きでいる。
これって本当に奇跡なんですよ。何かが違えばきっと巡り合っていなかっただろうし、この先も何か決定的な出来事が起これば、道は分かたれてしまうかもしれない。
もちろんそうならないことを祈っているけれど、もしかしたらそんな日が来るかもしれない。その時に後悔しないように、せめて自分がやれることはやっておきたい。改めてそう思えました。
僕はLiella!の楽曲の中で、『未来の音が聴こえる』という曲が一番好きです。それは、僕が時々向き合うそんな悩みを乗り越えていく曲だからかもしれません。
またいつか、この曲を歌うLiella!の姿を見たいものです。
締めくくりっぽい流れですが、まだ終わりません。
今回、もう一つ嬉しかったことがありました。それは、4th愛知Day1に付き合ってくれた友人が、5thライブの4公演を共に駆け抜けてくれたことです。
彼は本当に幼い頃からの幼馴染で、小学校に入学して初めて出来た友人です。改めてこう書くと長い付き合いですね。もう20年近く経つのか。
そんな彼はμ'sこそ好きでしたが、元々アニメオタクという感じではないので、Aqours以降は特にラブライブ!シリーズには触れずにいた人です。そんな彼をなぜ4th愛知Day1に誘ったのかというと、単純に彼が今は愛知で暮らしているからですね。
僕は普段PCゲームをしていることが多いので、直接会わずともDiscordではよく話していました。その時に、僕がずっとLiella!の話をし続けていたことで興味を持ってくれたようです。
4th愛知Day1で、彼にとっては初めてのオタクライブに参加し、そこで彼もLiella!のことを好きになってくれて、5thでは全通するに至ったという感じです。
彼には直接この気持ちを伝えましたが、5thライブの情報を見て「いや、これは全通するだろ!」と言ってくれた時は本当に嬉しかったんですよね。
僕の"大好き"が誰かに伝わって、その誰かにとっての"大好き"となる。それは僕が何かしたわけではなく、Liella!が本当に魅力的であるというだけなんですが、それでもこれほど嬉しいことはなかった。
僕がやってきたことは間違いじゃなかったのかもしれない。自分のことを少しだけ信じられた瞬間でした。
ちなみに東京公演はそいつともう一人、関東に住んでいる友人で連番を組ませて僕は単番での参加でしたが、Day1はそいつら最前ブロックのど真ん中だったらしいです。
おい!こちとら4階席やぞ!
お前ら席運良いからこれからもついてきてくれ!
なんかパフォーマンスで膝をついたことで赤くなっている膝とか、キャストさんから飛び散る汗とか、そういうレベルまで見えたらしいです。
す、すげえ…!
まあ、せっかくついてきてくれた友人がつまらない思いをして帰ることになるのは望んでいなかったから、それはそれでよかったですよ。
ええ、負け惜しみです(99.9%は本当によかったと思っていますよ)。
ほとんど自分語りでしたね。すみません。
5thライブは、色々な形での喜びを感じることが出来たライブとなりました。自分の気持ちにも向き合うことが出来た3週間だったと思います。
4thライブツアーを終えた際に残したブログで、「人生で最も濃密な夏だった」と綴ったのですが、それで言うと今回は"人生で最も濃密な冬"でしたね。というか、4thライブツアーの時以上に濃密でした。なにせ4週末連続で動いていましたからね。
正直疲れました。いや、変な意味ではないです。単純に肉体的な疲労が溜まったという意味で。精神的には元気です。沢山の元気をもらいました。
そして、本当に楽しかった。
そう、楽しかったんです。そりゃ、まあ所詮は娯楽というか趣味なので、楽しめない方がまずいんですが。
なんだろう、とにかく本当に楽しかったんだ。うん、他に言葉が見つかりません。
5thライブで生まれた気持ちは、きっとこの先も僕の心を照らしてくれると確信しています。
たまに悩んでしまうこともあるけれど、大好きなキモチにもう嘘はつけない。
大好きを連れて走り出そう。あの"星"たちを追いかけて。
やっぱり俺、Liella!が好きだ!!!
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