【ゲーム攻略&創作日記】キミのとなりで恋してる!本編&FD_感想_非実在女子大生の美少女ゲーム攻略&創作日記Vol.0016
めっっっっっっっっちゃくちゃ面白かった!
いつまでも楽しかった記憶として想い出に残り続けるであろうゲーム。
出会えて良かった~~~。
主人公含め、登場人物が全員良い人で、読んでて不快になる要素がない。
キャラゲーで、読んでて不快にならないってすごく大事だと思っていて、このゲームはそれがクリアできていたのが最高だった。
こういう風に書くと減点方式みたいでイヤだけど、でも途中で気分を害されて現実に戻されるのって、やっぱり冷めちゃうのよね。
とな恋は、そうなることが全くなかったなあ、すごいなあって、プレイ後ずっと思ってた。
ストーリーの中身は、陸上競技と恋愛を絡めた青春モノ。
陸上要素と恋愛模様がリンクしてたのも面白かった~。
前を行く涼香、昔から傍にいる莉奈、一歩引いた立場のなぎさ。
三者三様のアプローチで主人公のとなりで恋をするようになっていく様が、本当に爽やかで心地良い。
個人的には莉奈の、彼女のフリをしてくれと頼まれたときと、告白されたときの台詞にグッときた。
前者は「別にいいよ」で、後者は「別にいいけど?」。
どちらも「別に」が入っていて、ああもうこれ、莉奈の中では彼女のフリを頼まれたときから答え決まってたんじゃん、っていうのが読み取れる。
このあと莉奈は、告白への返事に「別に」をつける必要があったか?と内省するのだが、そこも含めて可愛くて、にやけてしまう。
あと「別に」が入っていると、文字だけだと素っ気なく見えるけれど、秋野花さんの演技と合わさると、幼馴染だからこその距離感とか、言外に込められた喜びとかが伝わってきて、これも非常に良かった。
一つ一つの台詞回しを大事にしてくれるゲーム大好き。
立ち絵の使い方も上手だったし、テキストの文字サイズで遊んでたのも見ていて楽しかった。
直前まで見ていた台詞とバックログの台詞が同じ位置にあるのも、読み返しやすくて親切。
シナリオの進行とともに開放されるおまけ要素も、キャラの解像度が上がるものばかりで満足度高い。
まだ何か仕掛けがあるんじゃないかとワクワクさせてくれる。
あと、システムボイスが自由に選べるのもグッド。
自身の選択に応じて、ゲーム起動時の注意文を読み上げてくれるキャラも変化する。
こういう細やかな気遣いも嬉しい。
どんどんキャラを好きになっていく。
好きな要素を挙げていくとキリがないので、未プレイの方は是非プレイしてみてほしいなと強く感じた作品でした。
とな恋、大好きです。
ありがとうございました。