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解像度高く鑑賞し、原石は更に輝く。

I am the STARGAZER!

私は、アイドルVTuber 星街すいせいのファンである星詠みの一人です。
星詠みは英語圏でstargazerともされています。
このSTARGAZERという文字列は、『ホロライブ・オルタナティブ』 2ndティザーPVに登場する、ユーザーアバターの服に架空文字で記載されていたことが記憶に新しいです。あなたは気づいていましたか?

こういう小ネタを拾うのはオタク的ですが、作品の楽しい要素に気付くにはより深く細かい視点が必要になる場合が多くあります。


オタクトークが出来るような濃い鑑賞をしたい

私は過去には以下のようなnote記事を出したように、私は作品として存在するコンテンツを深く細かく認識することに強い興味があります。

推しの歌うオリジナル曲、カバー曲。魅力を余すことなく知っていると、自信を持って言えますか?残念なことに、私は言えません。
理由は幾つかありますが…やはり、自分より詳細に理解し語ってくれちゃう人を知っているからです。
先述の記事で紹介した方々に加え、
今回は未確認動物うまぴ/ Umapi's Laboratoryさんの動画をご紹介します。

うまぴさんがご自身で歌うために作ったメモを基に、Stellar Stellarのヤバさを事細かに紹介してくれています。
"香り立つaサの匂いが"のような、自力でも気付いていて共感した要素もありましたが、ビブラートはここぞという所に限って使っていること等言われないと気づけないようなことが多くありました。とても悲しいことに、ビブラートに関して私は言われても判別出来ていないです。その理由は…後述。

こういった詳細なオタクトークを自分の脳内でも形成出来るようになることが、当面目指したい目標になっています。
(
オタクトークする相手や機会に恵まれていないのもまた、今後の課題)

2022/06/12 V-Carnival VOL.2を視聴した感想

ソロライブでの感動以来、すいちゃんのライブは毎回追っています。(チケットがまだ高く感じる…)
今回は、カリオペとのデュエットでCupSuleトリのソロパートではアルバム表題曲である"Stellar Stellar"と、Midnight Grand Orchestraの"SOS"を歌ってくれました。

強かに輝きながら宙を飛ぶ彗星、ギラッギラに光るエフェクト。観ていて気持ちよかったです。

…小並感よりちょっと良い程度の1行で終わってしまう感想は放っておいて、以降振り付けに注目してみます。

Stellar Stellar

Stellar Stellarの振り付けでは、この曲名が歌詞として出てくる部分では必ず顔の横で手を星に模して瞬かせます。これは(記憶が正しければ)過去のライブでも同じ振り付けになっていたもので、印象的な振り付けです。
また、「おとぎ話」の時には本を開く所作であることを確認しています。

踊りのどこに注目したら良いか分からないソロライブ鑑賞時よりはいくらか鑑賞力が上がっていると思う。けれど、すいちゃんの踊りは歌に集中する為に穏やかな振り付けであることが多く、曖昧な振り付けの中にまだ気づいていない所作があるのではないか、という疑念残り続けています。

SOS

SOSを生歌唱されたのは初めてで、歌唱中に予想した振り付けは、MVに登場しアルバム曲の追加まで派生した銃器"アレグロ"を撃つかどうかだった。実際には右手を銃に見立てて射撃という振り付けで登場した。
アレグロ本体が登場しなかったのは少し残念だが、確認した瞬間には、「撃ったああああ!」と、ビームが撃たれたことを直に目撃したような感情が出ました。

古来よりビームを撃つことは一芸として認識されやすく、ういビームiimoビームといったミームが存在する。SOSでの振り付けをきっかけに「アレグロビーム」が流行ってくれないか、と密かに願う。

アレグロビーム!

鑑賞解像度を上げる為の行動は何だろう

振り付けから歌に焦点を戻します。
歌の良さを理解するにあたって、必要な物事って何だろう、と考えました。答えは単純で、自分でも歌に挑戦することです。
適当な教本を買って読んだり検索したりして、知識をかじるだけでも良かったのかもしれませんが、歌を生み出す歌唱力は才能だけではなく、スキルであり、上手い下手があります。ならば、より上手い人の細かな表現力は上手くならないと気付けないと思いました。
ビブラートの有無が判別出来ないのも、自分がビブラートの出し方を知らない、ビブラートがどういう音を指すのか知らないことに起因していると考えています。
そのため私は最近、「推しの歌唱力を理解する」ことなどの動機でボイストレーニングに通っています
直近ではブレスの入れ方が下手だと指摘を受け、推しや皆はどのタイミングで呼吸しているのだろうと、ただ聴くのとは異なる方向でも鑑賞しています。

深く知ることは、楽しむことに本当に繋がるの?

これまでより楽しむ為に深く知ろうとする、私の考え方をnoteに書いてきましたが、これは少しやり過ぎかもしれません。職業病的に小さな誤りが気になるようになって、純粋に楽しめなくなる可能性…リスクが、なくはないです。細かいことは気にせず、理由は分からないけどかわいいからヨシ!と思っている方が、楽しんでいられるのかもしれません。

それでも私は、深く細かく読み取らんとするこの考え方を続けます。
なぜなら、推しの魅力を伝えたい時、何も言えないなんて辛いじゃあないですか。

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