令和の時代に合わない時代遅れな仕事テクニック3選
▪︎令和の時代に合わない時代遅れな仕事テクニック3選
①PDCAにとらわれない
PDCAとはPlan(計画)→Do(実行)→Check(確認)→Action(改善)のサイクルを繰り返すことですが、元日本航空機長で危機管理専門家の小林宏之さんは『PDCAサイクルは変化の激しい今の時代にはそぐわない』と語っています
というのも、計画をじっくり立てている間に状況が変わってしまいかねません
計画が出来上がる頃には計画自体が時代に合わないものになる可能性が高いとのこと
そこで、近年注目されているのが『OODA(ウーダ)』です。Observe(情報収集)→Orient(状況判断)→Decide(意思決定)→Act(行動)のプロセスを回すことです
計画ありきではなく、状況ありきでスピーディーに行動することができ、刻々と変わる状況に柔軟に対応しつつ打ち手を微修正していく方が成果を早く出すことができます
②報連相にこだわらない
システム開発を手掛ける株式会社ソニックガーデン社長である倉貫義人さんによると『報連相は今や時代遅れ』と断言しています
特に改善すべき点としては報告と連絡の習慣であり、報告と連絡は過去の出来事の共有に過ぎず、そこには何かを新たに生み出す発展性はないとのこと
倉貫さんが提案するのが『ザッソウ(雑談・相談)』であり、メンバー同士が相談しやすい職場にするためには普段から雑談が頻繁に行われる環境が必要と語ります
③付箋は生産性を落としてしまう
ToDoリストを付箋に書きデスクやPCに貼ることが習慣になっている人は避けた方がいいかもしれません
というのも、脳がうまく働かなくなり作業効率や仕事の生産性が落ちてしまいます
作業療法士の菅原洋平さんによると、様々なタスクを書き込んだ付箋を目にすると脳に多くの情報が入るためマルチタスクの状況が生まれてしまうとのこと
マルチタスクは脳にとって負担が大きいため、ミスしやすくなったり集中できなくなったりしてしまいます
デスク周りに付箋を貼るのではなく、タスクを確認したら引き出しにしまうことがオススメです