考えが浅くなる理由は言語化できていないから
▪︎考える力とは『言語化能力』である
クリエイティブディレクターの三浦崇宏さんは頭にふと思い浮かぶ抽象的な思いを言葉で丁寧に具現化する作業を『考える』ことであると言っています
つまり、考えや思いを曖昧にしたままで言語化できないと『考えが浅い』ということです
語彙力が弱いと繊細なニュアンスを表現することができませんし、思考するにしても言葉がないとできません
▪︎言語化能力を高める方法
①興味の外にある分野の本を読む
多くの人は自分の興味や好きな分野の本を読んでしまいますが、その状態が続くことで特定の分野で使われている言葉にしか触れることができず語彙の幅が広がりません
書店に行って普段立ち寄らないジャンルの棚に行ってみたり、閲覧するニュースを興味がなくても読んでみることがオススメです
わからない言葉が出てきたらその都度検索して語彙力を高めていくことにつなげていきましょう
②状況や問題に対して繰り返し問いを投げかける
うまく言語化できる人は状況や問題に対して繰り返し問いを投げかけながら言葉で徹底的に具体化して考えを掘り下げていく習慣があります
上記のように自問自答を繰り返し、『なぜ』という問いかけで具体的な言葉にしていく習慣をつけていきましょう
③『10分メモ書き『を行う
『ゼロ秒思考』の著者である赤羽雄二さんが提案する『10分間のメモ書き』は言語化能力を高めるためのオススメの方法になります
これはA4サイズの紙に1分という速さで思いつくことを書き出して思考の『質』と『スピード』を向上させるトレーニングです