優しすぎるあなたがいますぐやめるべき3つの我慢
①相手を優先しすぎるばかりの我慢をやめる
嫌われたくないあまり、いつも相手に合わせて行動して気がついたら相手を優先するばかりになっていたという経験はありませんか?
心理カウンセラーの積田美也子さんは『相手も自分も無理せずに済む距離感でいられる健全な境界線を築けないと、他人を優先して自分を後回しにする傾向に陥ってしまう』と述べています
健全な境界線を引くために大切なのは『断ること』です
例えば、仕事終わりに友達から食事に誘われたとしましょう。この時に『疲れている』といって断ったら『友達の機嫌を損ねてしまうのではないか?』と考えてしまうかもしれませんが、それとは反対に『正直にいうことで、仕事が忙しいことを友達は理解してくれる』という可能性だって考えられるわけです
このように、真逆の可能性に目を向けることで悪い思い込みから抜け出すことができます
②仕事での断らないという我慢をやめる
頼まれごとを断れずに仕事を抱え込んでしまう人は多いはずです
精神科医の樺沢紫苑さんによると、『断る』行為にデメリットはなく、むしろ断ることで自分の評価が上がる場合もあるそうです
仕事を断るということは、他にも大事な仕事を抱えているという証明にもなります。逆にどんな仕事でもサクサク引き受け続けてしまうと、実際はそうではないのに、『いつも暇な人』と思われて評価が下がってしまう可能性があります
断り方のポイントとして、『優先順位を決める』ことを意識しましょう
③オフなのに休まないという我慢をやめる
オフの日なのに仕事のことが頭から離れずについついパソコンを開いて作業してしまうことはありませんか?
仕事を優先したい気持ちはわかりますが、せっかくの休みを犠牲にしては悪影響が出てしまいます
何かを考えたり、行動に移したり、感情をコントロールしたりする上で重要なものとして『認知資源』がありますが、この認知資源には限りがあります
脳を酷使し続けることで枯渇してしまい、平日の仕事の生産性も低下してしまいます
精神科医の西多昌規さんによれば、いつでもどこでも仕事ができる時代だからこそ、自ら能動的に『休む』ことに気を配る必要があるとのこと