忙しい人のための効率的な勉強方法3選
▪︎忙しい人のための効率的な勉強方法3選
①学んだ24時間以内に復習をする
『エミングハウスの忘却曲線』を知っていますか?
学んだ直後の記憶を100%とした時、20分後に再テストをしたところすでに42%ほど忘れ、24時間後には67%、1ヶ月後には79%も忘れてしまいます
つまり、せっかく勉強したのに1ヶ月復習しないと2割程度しか覚えていないということです
ウォータールー大学では『どのくらいの頻度で復習すれば記憶が定着するのか?』という研究を行いました
効率的な復習頻度というものを導き出した結果として記憶が100%戻る復習タイミングは下記の通りです
忙しい人ほど、スキマ時間にこまめに学習することで記憶の定着率を高めることができます
②パレードの法則を活用する
『パレードの法則』というのは全体の2割の要素が全体の8割の数値を生み出しているというものであり、少ない要素が結果の大きな割合を占めるという法則です
つまり、試験などの勉強をするときは手当たり次第に勉強するのではなく、複数のテキストを比べてみて共通している内容を探すことで『重要な2割』を導き出すことができます
重要なポイントを見極めるコツとしては『出題者の立場になって参考書を読み込むこと』であり、能動的な姿勢でテキストや参考書などを読み込むことで重要な
ポイントを把握することができるでしょう
忙しい人ほど、丁寧に100%を目指してこまなく学習しているわけではなく『パレードの法則=80:20の法則』を意識しているものです
③睡眠をうまく利用する
精神医学者のスティックゴールド博士によると『新しい知識を身につけるためには覚えた当日に6時間以上眠ることが重要』とのこと
覚えた後に睡眠を取らなかった場合その記憶は長期記憶として側頭葉に刻み込まれず2〜3日のうちに忘れてしまいます
つまり、一夜漬けの勉強ほど非効率ということになります