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自己啓発本やビジネス本を読んでも仕事に活かされない5つの理由


👇こんな人にオススメ👇
・自己啓発本やビジネス本が好きな人
・読書が活かされてないと感じる人
・仕事で成果を出したい人


▪︎自己啓発本やビジネス本を読んでも仕事に活かされない理由


①アウトプットをしていない


精神科医である樺沢紫苑さんは『いくら本を読むというインプットを重ねてもアウトプットをしなければ読んだ内容を記憶に定着させることができない』と語っています

インプットとアウトプットの時間配分として『インプット:アウトプット=3:7』が最も良い比率であり、読書をしたらその分人に話したり、まとめたり、本の内容を書くといったアウトプットをしていきましょう




②興味のある本ばかり読んでいる


経営コンサルタントのムーギー・キムさんは『偏った読書は視野を狭めてしまう危険性がある』と語っています

自分の価値観や意見とは異なった視点での情報源を把握することは視野を広げる上で大切なことです

仕事ができる人ほど多様なジャンルの本を読んでおり、読書家で知られるマイクロソフト創業者のビル・ゲイツは自身のブログでビジネス本や映画原作のSF小説、瞑想の本など様々な本を紹介しています

多種多様なジャンルの本を読むことは視野を広げるだけではなく、柔軟性を身につけるきっかけにもなります

ビジネス本や自己啓発本をよく読む人ほど小説など違ったジャンルの本に手を出すことをオススメします




③ただ読んでいるだけ


脳科学者の加藤俊徳さんは『人間は本を読む時、左脳で文字を追い右脳で文字を映像化している』と語っています

読書の時の理解力や記憶力UPに重要なのは右脳の働きです

しかし、読書慣れしている人ほど左脳だけで本を読み進めてしまいます。右脳を使わないと本の内容というのは記憶には残りません

せっかく本を読んでも内容を覚えていなければ意味がありませんし、知識を仕事に活かすことで初めて読書が役に立ったことになります

右脳を刺激する読書法として加藤さんがオススメしているのは『ゆっくり読むこと』であり、読書に慣れてスラスラ読める人ほどゆっくり読むことを意識していくべきです




④ビジネス本に文字を書き込んでいない


精神科医である樺沢紫苑さんによると『読む』『考える』『書く』といった行動は脳内で別々の領域を刺激してくれるので本に書き込みをしながら読むことで脳を活性化させることができるとのこと


・1ページあたり1〜2ヶ所線を引く
・大切なキーワードに丸をつける


本に書き込みを入れるのに抵抗がある人がいるとはいますが、上記のことを意識することで脳を活性化させることに繋がったり、後で読み返すとその本の重要部分がわかりやすくなります

本は読んで満足では活かしきれません。本の内容を理解するためにも『きれいなまま本を読む』というこだわりを捨てていきましょう




⑤考えることを放棄している


株式会社AND CREATEの代表取締役でかつ人材コンサルタントの清水久三子さんによるとビジネス本や自己啓発本では下記の2つのことを把握することが大切だと語っています


・共通見解:どの時代の誰に聞いても意見が一致する考え方
・相違見解:意見が分かれる考え方


これらを理解することで『本当に大切なことは何か』という本質が見えてきます

ビジネス本や自己啓発本から自分自身具体的にどうすればいいのかといった『処方箋』を求めてしまっては自分で考えることを放棄したのと同様です

本質を見るためには多くの見解に触れることが必要であり、多読することでどんな仕事にも柔軟に対応できる力を身につけることができるでしょう

1冊の名著だけではなく、多くの本に触れていきましょう



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