お墓参り
ぬううううあ!
こんちわ!こんばんは!おはよ!
今日はおばあちゃんのお墓参りへ行ってきましたよ。
昨日、あつまれどうぶつの森をダウンロードしまして、夜更かしというかもう朝…♪って時間に寝て、2時間しか眠らずにお墓参りへ…。
おばあちゃんが亡くなったのは9年前の2月。東日本大地震があった年、というか震災のちょうど1ヶ月ほど前に亡くなったのよね。早いわね。もうそんなに時が経っちゃったのね。
おばあちゃんは鋼メンタルのマイペースな人だった。子供が苦手だったらしいのと、あまり頻繁に会える距離ではなかった為、あんまり思い出の量は少ないし、おばあちゃんもどう接したら良いのか多分困ってたとは思う。でも大切に思ってくれてるのはわかってたし、おばあちゃんのキャラが濃ゆすぎて、わたしはおばあちゃんのことが大好きだ。
おばあちゃんは料理が苦手なのに、1度だけお菓子を作ろうと思い立ってくれたことがある。なのに運が悪く、その日に限って、どこからか湧いてきた蟻が家の砂糖を食い散らかしていたので断念したらしい。仕方なく、たま〜に息抜きでやるパチンコで貰ってきた美味しい飴ちゃんをくれた。モロゾフかなんかだったと思う。多分わたしはその時初めてモロゾフの飴を食べた。なので、モロゾフを見ると、この事を必ず思い出してしまうのだ。
この話はわたしはとても好きで、おばあちゃんがお菓子を作ろうとしてくれた事実も嬉しくてたまらなくて、でも作れなくて、それは残念でたまらないけれど、このタイミングで蟻に砂糖を食べられてしまっている、っていうのが面白すぎて、本当に本当に好き。おばあちゃんは飄々と喋る人だったから、このことも別に面白おかしく話すでもなく、ただ淡々と事実を述べてきたのもわたしにとっては楽しくてたまらなかった。いや、普通話しながらでも笑っちゃうでしょ。
「お菓子作ろうか〜思たんじゃけど、砂糖みたら蟻だらけでやめたんじゃ」
いやおもろすぎる。もらったモロゾフの飴も、いまはもう味は思い出せないけど、確実に美味しかったっていう記憶だけがある。モロゾフのこと、勝手に思い出の飴ちゃん扱いしててごめんなさいね。でもとても大切な思い出。
おばあちゃんが倒れた時、お母さんが動揺していた。 わたしはただただ、お母さんを抱きしめる事しか出来なかった。
親戚ともあまり関わりがなくて、それは仲が悪いとかではなく、やっぱり物理的な距離があったからってだけだったんだけど、おばあちゃんが倒れてからみんなが病院に集まった。そこでまともに親戚と言葉を交わした。おばあちゃんが無理やり集めてくれたんだと思う。存在をしっかり認識することができた。
お葬式はとんでもなく派手だった。お花が大好きだったから、お花まみれにした。おばあちゃんが倒れてから亡くなるまで少し期間があって、しばらく寄り添っていたので、少し疲れが溜まって、みんなハイになりすぎていたのかもしれない。もはや花屋さんだった。お葬式である。めちゃめちゃ派手で華やかで、音楽も好きなものを借りてきて流した。かりゆし58とか流した。
そしてはちゃめちゃに泣いた。
おばあちゃんが亡くなった後、しばらくなかなか立ち直れなかった。でも1番食らってたのはお母さんだったな。でもそれは、お父さんが支えたのでなんとかなっていた。
わたしは。
わたしがもし、そういう状況になったら。とか。いろいろ考えることがふえたな。
次のお墓参りでは、また何か報告できたら良いな。いまは仕事を頑張ってるよ、しか言えなかったや。へへへ。でも仕事を頑張ることは、喜んでくれそうだな。
たいせつにしなきゃいけないことがたくさんありすぎるなあ!
またね!