漫才「受動喫煙」

高校一年生の秋頃に書いたネタです。今は高校二年生です。温かい目で見て下さい。

ボ]ツ]はいどうもーー！！
ボ](コンビ名)でーーす！
ツ]お願いします！
ボ]はぁ、、、
ツ]どうした元気無いじゃん
ボ]実は今ものすごく小腹が減ってて
ツ]小腹なら大丈夫だよ！小腹程度なら！
ボ]ああそうか。そんなことはどうでも良くてね
ツ]なになに？
ボ]実は最近タバコを吸い出してね
ツ]えっ？
ボ]それでね、好きな銘柄があるんですけどね、
ツ]おいおい、まずいって！
ボ]ガラムスーリア缶という物なんですけどね、これがものすごくニコチン、タールが含まれていて結構体に悪いんですよね、
ツ]おい！お前未成年だろ！！！
ボ]え？
ツ]お前未成年なんだからタバコとか吸うなよ！吸ってたとしてもそんな自慢げに言うなよ！
ボ]あ、ごめん一つ言うこと忘れてたわ
ツ]え？
ボ]いや僕ね、喫煙者は喫煙者でも、ただの喫煙者じゃないんだよ
ツ]どういうこと？
ボ]受動喫煙者なんだよ
ツ]受動喫煙者？！なんだよそれ
ボ]その名の通り、他人のタバコから出た煙を吸ってる人のことだよ
ツ]あえて受動喫煙してるってこと？
ボ]うん。それだったら未成年でもタバコ吸えるからさ
ツ]受動喫煙は被害者しかいないと思ってたけど好き好んでやってる奴もいたんだ
ボ]まぁでもタバコって実は直接吸っている人よりもタバコの先から出た煙、つまり副流煙を吸っている人の方が健康被害が大きいんだよね
ツ]じゃあやめろよ！
ボ]しかも僕、ニコチンとかタールとか毒素が強いタバコでやってるからマジでやばいんだよね
ツ]大丈夫なの？体調とか崩さない？
ボ]うーん、それはないけど、朝起きた時めちゃくちゃしんどい。
ツ]崩してんじゃねえか！お前のことが心配だよ！
ボ]あと、体力もめっちゃ落ちてて、
ツ]おいやべえな。どんくらい？
ボ]吸い始める前までは1500メートルのマラソン3分くらいだったんだけど、吸い始めて3分半くらいになった
ツ]お前めちゃくちゃ速いじゃねえかよ！元の記録ざ速すぎんだよ！体力落ちてもなお速いじゃねぇかよ！
ボ]そして尻が壊れてる。
ツ]尻が壊れてる！？多分それはタバコのせいではない！
ボ]まあメリットもあるよ。
ツ]そうなの？
ボ]一番いいのはやっぱり友達に自慢できることだね
ツ]ダセェよ。タバコ吸ってるのは自慢にはならないから！てかお前受動喫煙あえてしてるとか言ってるけどさ、誰のタバコの煙を吸ってるの？
ボ]ああ、それは雇ってる。
ツ]お前マジか！
ボ]やっぱ吸いたくなった時すぐに隣で煙出してくれるのがいいんだよね。
ツ]お前もおかしいけど、雇われてる奴もおかしいぞ！
ボ]ま、僕が雇ってあげてるおかげでそいつは家族養えてるし、いいんじゃない？
ツ]おい家族持ちかよ！給料とかどうしてんだよ
ボ]月給60万、朝9時から17時までの勤務、残業は絶対なし、昇給あり、ボーナス年3回！！
ツ]おいめちゃめちゃホワイトな仕事じゃねえか！！
ボ]まぁな、でもそいつの肺はタバコ吸いまくってるせいでブラックだけど。
ツ]いや上手いこと言わなくていいから！もういいよ
ボ]ツ]どうも、ありがとうございましたーー