TencentCloudのSDKをプロトタイピングに使ってみて
こんなことをしたのでその感想メモです
https://qiita.com/unotovive/items/d3a9c913c08e16e5c42a
正直な話TencentCloudは今まで利用した事が無かったのですが、各種SDKやドキュメント、しっかりTypescritに対応しているサンプルコードなどの用意もあり、それなりに使いやすかったかなと思います。
特にサンプルコードが優秀で、UIが含まれているSDKとAPIのSDKに分かれており、UIの方はそのまま使えるのでもちろん手軽なのですが、自身で実装したい時のサンプルとして様々なフレームワークでのサンプルがありました。
Typescriptもあらかた対応していて、(一部Anyはありつつも)利用するうえではほとんど困らない状態だったのが好感触でした。
こんな感じで使用状況の確認なども出来ます
かなりリッチな状態のDemoだったので、一番シンプルな状態も用意してあると分かりやすいなとも感じました。
今回は試しませんでしたが、TRTCのSDKではシンプルな音声接続以外にも様々なエフェクトやBGMの挿入などの機能が用意されています。例えばビデオの方ではバーチャル背景やフィルターなどもあるようで、これさえ入れればZoomのようなアプリは一瞬で構築できてしまいそうです。
コスト感については、プロダクションレベルに持っていくためには検証をしていませんが、個人での利用やプロトタイプ開発においては豊富な無料枠があり、クレカ登録なしでも使えるので安心して使えるなという印象です。
総じて好感触だったのですが、TencentCloudのTRTC以外の部分は全く見ていなかったのでこれを機に色々触ってみようかと思います。