【アニメ日記】ミライの子
配信サイトのオススメに出てきたので、久し振りにガンダム映画「閃光のハサウェイ」を観て、それでちょっと気付いた。
1stガンダムでWB(ホワイトベース)の乗組員だったブライト・ノア艦長とミライ・ヤシマの子がハサウェイ・ノア。アニメではZガンダムが初登場なのかな。その時はまだ小さくて、アムロからもカミーユからも、子供扱いされてた気がするな。
それが後にもうちょっと大人になった頃のお話。ハサウェイが砂浜を歩くシーンが、映画公開当時のPVの一部にも採用されてたが、あの作画、ブライト艦長の歩く姿ととてもよく似た面影が感じられるんで、よくこんな描き方ができるんだな、アニメーターって凄いな!と思ったものだ。目とか面持ちも勿論、お父さんによく似てるんだけどね。
だけど、今回気付いたのは、お母さんの影響。
ミライ・ヤシマは1stガンダムで宇宙戦艦WBの操舵手や、時に艦長代理を務めた役回りだったが、NT(ニュータイプ)の素養も見せる。MSに乗るアムロやカイやセーラほど目立った能力ではないものの、アムロらが何かインパクトを受けているときに、離れていても同じタイミングで「えっ、何?」と何かを感じ取っていたし、時々、その先で起こる事を先読みしてしまう能力もあった。マチルダ中尉の死を予見したのが、その最も顕著な例。先読み能力は「ミライ」という役名にも、そうと滲ませてあったのだという(岡田斗司夫情報)。
それを踏まえて「ハサウェイ」を観ると、ダバオのホテルに「目眩まし」の空襲が掛かるとき、隣のビルが一撃を食らうよりも前に、ハサウェイは「来る」と察知してる。
「NTだからそうなんだな」くらいに、今までは軽く考えてたんだけど、あれは、お母さんのミライから受け継いだ能力なんだろう。
そう考えると他にも何か、解るシーンがあるかも知れない。