【アニメ日記】スロースターター

「アオのハコ」は1クール12話まで一区切り付いて、2期はもっと先だと思ってたのに、いつの間にか16話まで配信されてた。
正直、12話までの自分の評価は低かったけど、何だか見られるようになってる気がする。何処かテコ入れしたのかな?それとも、ただの自分の気の所為か。

もし1クール終わってから、やっと本調子に温まってきたとしたら、大分スロースターターだ。
でもね、1クール中は、キャラの表情が問題のシーンで「ただ顔をアップで見せただけ」、てなやらかしケースが、ままあった。13話から16話は、本当にそういうの無かった気がするから。

ネタバレになるけど、(蝶野)ヒナが大樹に告白したし、「私は告白したぞ」ってライバルの千夏先輩に宣戦布告したね。大樹へのそのアプローチは、いいと思う。
「大樹が先輩を好きなのは知ってるから」。「ただアタシのことは、只の友人や幼馴染みじゃなくて、大樹のことを好きな女として、覚えててくれればいい」。「フッフ。。告白の効果抜群ねw。アタシの姿を見る度にドキドキするがいい」。
でもそれくらいの効果なら、別に言葉なんか要らないのにね。

只ひたすら、彼の前で彼女が目立つように演出するだけでいい。
彼女が可愛くて魅力ある事が前提だけど、そんな事はとっくにクリアしてる。そこの心配はない。学校内外での役割やら一寸したイベントやらを、一緒に務めたり、一緒に過ごしたり。手は色々ある。

さて、千夏先輩は如何するのかなぁ。
劇中のTVドラマを指して何気なく、「ああいう女はズルい」と母に言われてしまい、「アタシもズルい女かな」とひとり考えてしまう千夏先輩だったが。。

それはそうと、第2シーズンが大して間隔開けず始まっているのは、いいね。
どうしてできたんだろう。
前もって準備、先行作業してないと、作業自体も間に合わないし、そもそもアニメ制作を担う各スタッフの人手もなかなか確保できないと聞いているのに。
どうしてそれが可能だったか判らないけど、アニメ業界は今後、それが重要になってくるかもね。作画が多少、犠牲になったとしても、それよりも直ぐに続編を作って、暖まってるファンを逃がさない。それが大事。
2カ月とか半年とか、ものに依っちゃ年単位とか間が空いちゃうのが珍しくないけど、そんなの、よっぽど人気の、「強いコンテンツ」じゃないと、視聴者は離れてしまう。
だから、「作画の綺麗さ」や「動きの滑らかさと迫力」が少し減点だとしても、「早期にスタッフを集めて続編制作ができる」アニメスタジオがこれから重宝される。
あんまり待たせ過ぎると、タイミング等によってはあの「ダ○ダダン」だって、忘れられるかも知れない。

いいなと思ったら応援しよう!