ボカコレ2022春に参加しました(DTM 初心者の制作メモ.35)
2022春のボカコレにおいて、 TOP 100、ルーキー部門で参加しました。
初参加でニコ動を普段からすごい見てるタイプでもないので、空気感とか分からない中で手探りでやってた感じですが、聞いていただければ嬉しいです。
ボーカルは synthesizer V Saki。
今回も備忘録的にどういう形で作ったのかを書いておこうと思います。
曲
SynthV
SynthesizerVを英語で使う
syntyhesizer V は去年(2021年)冬に行ったアップデートによって、日本語、英語、中国語を日本語ライブラリーでも歌わせることが可能になりました。デカい! 英語ライブラリーで日本語を歌わせることもできるハズです。
無料アップデートなので、是非やった方がいいと思います。
各トラックの歌声プロパティの中から言語を English などを選択することで歌う言語を変更することができます。
トラックごとに日本語を歌うトラック、英語を歌うトラックを分けることができます。逆に歌声のキャラクターなどは各トラックごとに設定する必要がありますし、一つのトラックの中で言語を行ったりきたりすることはできなさそうです。
打ち込み法については下の動画を参考にしています。
日本語でも、この打ち込み法は結構いいかなと思っているんですが、例えば、 "watching" という単語があったときに、単語は一つのノートに書いてしまって、音節を分割するときには "+" で処理しています。
後半の音を途中で上げたいとか下げたいときには "-" を書けばできます。詳しくは動画内の説明を見てください。
ハモリ生成スクリプト
今回こちらのスクリプトを使ってハモリを作成させていただきました。使う場面も多いので、めちゃ便利です。
ただ、ハモリ用の別トラックを作る形なので、パラメーターとか歌う言語は都度設定する必要があります。
ボーカルスタイル機能
今回使わなかったんですが、直近のアップデートでボーカルスタイルという機能がついて、歌い方を変更することができるようになりました。
スライドバーで簡単に変更できるので、便利そうですね。
トラックのコピーをして、Cメロだけ、Air の値を増やすみたいな使い方も便利そうですね。
ボーカルの処理
今回はボーカルに刺すエフェクトとしては waves CLA と OTT を刺しました。 CLA の時点でかなりパキっとするんですが、オケ数が増えると OTT 刺したくなりますね(音を減らせ)(なんにでも OTT 刺す病気)
これまでリバーブはFXトラック作って、ボーカルにリバーブをかけてました。ただ、他にリバーブ刺したいトラックがないならこれでもいい気はする(リバーブ重いし)。
VOICEVOX
今回声ネタに VOICEXOX を使ってます。
VOICEVOX の九州そらにささやきが追加したので、そちらを使いました。
精度は高いと思うけど、ホワイトノイズが乗りがちなので、RX 9 とか使いましょう(たびたびセールやってる)
voice denoise とかは一番安い RX 9 Element の中にも入っています。ただ、 standard 以上の製品になると、ドラム、ベース、ボーカル等々のパートの音だけを抜き出すことができるので、 stem が公開されてない楽曲でも bootleg remix 作れるので面白いと思います。
カットアップ
今回 8bit のサンプル音源のメロなんかを使ったんですが、これを切ったり、消したり、入れ替えたりしてメロを作りました。
だいぶ楽しかったんで、この方法でフレーズ作っていくのは次回以降もやると思います。
グリッチが好きなので、8分とかにしたやつを連続で鳴らすとかしてました。
loopcloud collection 機能
自分はサンプル音源の購入・管理に loopcloud を使っているんですが、その loopcloud に collection 機能が入って個人的には滅茶苦茶上がってます。
こちらはサンプル選んで"右クリック" ⇒ "collection に追加" を選ぶことで任意のコレクションに入れられるのですが、これが何が嬉しいかというと、サンプルを選ぶ画面から直接楽曲ごとに用意したフォルダ(collection) にサンプルを入れておけるんですよね。
「使おうと思って買ったけど、あのサンプルってどこのレーベルが出したんだっけ?」みたいな自体はもう起こらない!嬉しい! DAW 触るほどは時間ないけど、ちょっと時間取れたときとかに、使いそうなサンプル買って collection に入れとくだけで次回の作業が進むと思います。
loopcloud にインポートすれば、別のサイト等からダウンロードした音源も loopcloud 内の collection に突っ込むことも可能です。
マスタリング
普段はマスタートラックに iZotope の Ozone 刺してイジイジしてるんですが、今回はその上から Oxford Limiter を指してみました(効果的に使えてるかは知らない)
(なんか微妙に自分が使っているものと UI が違う…)
ニコニ広告
ニコニコ動画には拡散法としてニコニ広告があるわけですが、ニコニ広告1万超えると"いきなり!動画紹介"に乗るらしいです。
こちらだと、動画紹介で流された分も視聴回数に入るらしいので効果が高そうです。
ただ、自分の動画をニコニコ内で広告するのがどれくらいヘイトを買うのかとか全然体感できてないので、その辺誰か教えてほしいところですね。
Reference
あと、某ニュース番組の某インタビューを見て、ネタ的にこんなのも投稿してみました。
上記の動画をただただ機械的に1.5倍速しただけの動画です。
次曲は electro swing を作る予定です。そちらもよろしくお願いします。
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