香りと私 きっかけ編
いつの日からか気がつけば身近にあり、目には見えないのにその空間に漂うだけで良い気持ちにさせてくれる「香り」
香りによって、季節、情景、人との記憶を呼び覚まされた経験ありますよね。
香りとの出会いは、昔の洋雑誌は香水の広告ページにめくると香りを展開できるしかけがありました。(デジタルだと、もうなくなっていくのかな) そんな面白い仕掛けやボトルのデザイン、広告ビジュアルが好きでよく、学生時代から目にしていました。
また、20年前、東京に来たばかりの頃は、センスが素敵すぎる老舗インテリアショップ「living motif」で扱っていたイタリアのmillefioliの香りが好きで、玄関用、バスルーム用、リビング用と何種類かルームフレグランスキャンドルとしてハマっていた。その後、出張先で行く機会が多かったイタリアのホテルで見つけたCULTI、DR. VRANJESは、すぐに日本でも人気に。
素敵なホテルの空間には必ず、お花、キャンドルのしつらえに加え、素敵な香りのしつらえが漂っていた。そんな経験もあり、前職でも会場やドレスショップにリナーリを導入していました。(後にエアアロマに切り替わる)
また、その当時担当していたギフトにも感謝のギフトとして、リナーリやゲストへのギフトや招待状に忍ばせる香りとして、ニコライバーグマンの香水をご提案、展開していました。
展示だけでなかなか購買に結びつきにくかったですが、海外の展示会では吹きかけられることもあったりして、体感することで香りの世界観を感じられたり、恋人や友人とコミュニケーションを取りながら香り選びを楽しむシーンを見かけていて、そんなコミュニケーションも生まれるアイテム素敵だなと思っていました。
「感情」「記憶」「しつらえ」「コミュニケーション」香りはたくさんのキーワードやクリエイティブなインスピレーションは、かけがえのない1日であるウェディングシーンにはぴったりではあるものの、レンタルドレスに香水がNGだったり、そもそも食事の邪魔になったりと課題も多かった。
また、マスク生活から解き放たれ、マスク越しではなく、直接胸いっぱい美味しい空気や香りを楽しみたいという気持ちも高まってきたのではないでしょうか。
つづく