No,13『ロウきゅーぶ!』
懐かしいものを引っ張り出してきました。
これ実は最後まで読んでなくて、どうせなら読もうかなと。
あらすじ
高校入学とともに部長のロリコン疑惑で部活を失った長谷川昴。ただでさえ小学生の話題はタブーなのに気づけばなぜか小学校女子バスケ部コーチに就任って!?
「ん?ぱんつなら心配ないよ、ほらっ」
「やっぱりっ、でか女なんだわたしっ!」
「おにーちゃんの背中が気に入りました」
「あの、そ、そろそろご指導の方を―」
「いろいろ面白くなってきたわね、ふふ」
個性的な少女たち五人の猛烈アピールに振り回されっぱなしながらも、それぞれの想いを守るため昴はついに男を魅せる!
小学生の女子だって悩みは多いのです。
そんな彼女たちに翻弄されまくっちゃうさわやかローリング・スポコメディ。
読書記録
この本は自分が中学生の時に読んでいたものなのですが、改めて読んでみるとセリフより感情描写が多く、文章部分が多め。
でも読みにくいということはなく、ちょうどいいバランスでセリフが織り込まれてたり、一人の描写に偏らずに配分されてるのがミソかなと思いました。
本作における圧倒的ヒロインは智花だと思っているのですが、さすがに一巻からその脈は強調されていないのでそこは今後を楽しみにしたいと思います。
この作品のいいところのひとつとしてキャラの温かさが挙げられると思っていて、旧友・一成や母・七夕にいたるまで、みんな温かいキャラで溢れているので見ていて心が浄化される感じがします笑
単なるロリコンホイホイじゃなく、ちゃんとしたライトノベルとして面白いのでまだ読んだことがない人には是非読んでほしいです。
おススメ度
爆笑 ★☆☆☆☆
恋愛 ★★☆☆☆
友情 ★★★★☆
感動 ★★★☆☆